The Redang Telegraph

2015年12月22日

Orang Asli アボリジニ 終

IMG_0594.JPG

マレーシアのアボリジニは3種類に分かれるそうです。
Orang Asli - Wikipedia
https://en.wikipedia.org/wiki/Orang_Asli

ネグリト(オーストロラロイド=メラネシア系)中央山岳地に住む
セノイ(オーストロ・アジア系)ネグリトの周辺
プロト・マレー(原マレー系)南部と海岸線

私の知識は一夜漬けにもなってない、即席ラーメン程度ですので注意が必要です。
同じアボリジニといっても、上の3つの系統なので見た目どおり雰囲気も全然違う人たちで、ネグリトは昔風に言うと黒人、白人、黄色人とならぶもう一つの人種(オーストラロイド)。アラビアでよく一緒に仕事をしたインドのケララ州といった南部のドラビダ系の人たちが原型だって言われてるらしいし、髪の色の薄い人が混じっているのはオーストラリアのアボリジニと一緒かな、、金髪の人もいるし。Sungai Lembingの人は地図ではセノイって分別されているけど、私が見る限りネグリトの人だと思う。

IMG_0582.JPG

セノイやプロトマレーの人たちは、いわゆるアジア人風な風貌。でも、一般マレー系とはちょっと違う。もっとも、今言われている「マレー系」の歴史には、セノイが部族がごっそりイスラームに改宗してマレー系と同化したり、純インドネシア風(これも相当に怪しい言葉)であったり、相当に幅があるので、おなじマレー系といっても千差万別。結局、アボリジニとマレー系とを分けているのは宗教だけ(マレー系はムスリム)と言われているけど、これもアボリジニのムスリムも現代では珍しくないし、やっぱり人種でマレーシアを分けるのは無理です。いまの政府の言う通り、One Malaysia マレーシアはひとつ。

IMG_0578.JPG

政治色の強い2階の目立たないところに、「起業家として成功するオランアスリ」というパネルのコーナーがあります。養鶏場であったり、自動車修理工場であったり、もっと大きな会社であったり、ちいさな自営農園であったり、さまざまです。つまり、普通に暮らしている普通の人たちです(もっとも実情はそうではないかもしれないけど、訪問者の目にはそう見える)。

ここのところ、よその国同様な排外主義がマレーシアでも力を増して、今年は黄シャツ、赤シャツで大変だった。華人系はマレーシアから出ていけという過激派もいますが、そういう人はこの博物館でオランアスリの勉強して、マレー系といえど、結局のところ長い歴史からみると華人とたいして変わらないぐらいになってこの地に来た外来者であると理解しないといけないよね。アボリジニだって今でいう雲南省のほうから南下したきたオーストロアジア系、インドからポリネシアを通ってUターンして海からきたオーストラロイド系の人たち、みんな、やっぱりここに渡ってきた人たちばかり。

IMG_0591.JPG

ひとつの舞台をみんなで分け合えたらいいよね。

IMG_0625.JPG

この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック