闘い終わって、戦士の休息。救急車で運ばれていった彼は今ごろどうしているのか?などと感慨にふける、、ハズはありません、もう、何にも考えられない。終わった、お腹空いた、もう立てない、だけ。
Mad Warriorものはマレーシアでも人気の高いゲームです。巨大障害物競争。ブートキャンプと言ってもいいでしょう。あるいはサスケとかタケシ城とか言っても構わないと思います。ただ、場所柄、自然たっぷりの障害物になるはずです。今までに何回か参加しようと思ったものもあったけど、チーム参加が条件とか遠方とかいろいろあって敷居が高かったのですが、友人がFBで参加しているということを知り、私も参加。場所は我が?Sg Lembingです。このゲーム参加の予行練習として2週間前に同じコースを歩き、ゾウの糞を発見したのは記憶に新しいこと。
当日、朝6時に受付が開始。まだ真っ暗。これから12キロの山道と障害物24個。
私は友人を待たずにさっさと受付に、アームバンドとスタートは第五陣と教えてくれました。その後に友人が来たので聞いてみると第一陣ということ。それぞれの陣にカラーコードがあって、ステッカーを体に張るので、だれがどの陣だか一目瞭然。この時点でスタートの差というものが全く分かっていませんでした。ドローンが飛んだり、準備体操があったりして、第一陣が出発準備、、
そして、スタート地点に並びます。約100人。どういう理由で陣が別けられたのかは不明。ただ、第一陣は非常に華やか。ツーリズム&フェスティバルマレーシア2015の偉い人のスピーチがあったり、来賓が続々激励して、ドローンも散々飛びまくり。
その後、第二陣が出発、、しない。第一陣が、最初の障害物で団子になって渋滞しているので待機ということ。30分ぐらいして、やっと第二陣がスタート。こうして、第五陣の私は出発前にすでに待ち疲れてしまった。もうお日様が空高くあがり、暑くなったのに、まだまだ出発位置にもつけない。
大体、1時間半後にやっと我らの出発の時間。早い人は2時間ぐらいでゴールするというのに、、、。早い人はそろそろゴールに近づいているときに、やっと第五陣。しかも、第一陣は朝7時半でまだ涼しいのに、我らは9時でもう暑い。ぜんぜんハンディがあるじゃないか!
しかも、来賓もとっくに帰ったし、ドローンなんてどこにも飛んでないし、MCも疲れて全然盛り上がらないし、友人と「チームプレーだ!」とか言ったのに、第一陣の彼らと第五陣の私ではチームプレーもなんも、姿も見かけない状態。第五陣はおっさんばっかり。女性はほとんどいない。
とはいえ、スタート!これまでに4陣の約400人が通った道を最後の我らが追いかける。
最初の障害物。タイヤの中を通って向こうまで。まだまだ序の口。
2番目の障害は3mぐらいの崖を上る。すでに400人が斜面をドロドロにして、足場もドロドロ、最後のグループというのは、ハンディを一杯もらわないと引き合わない!が、私はストック持参だったので、斜面はストックを使って一気に駆け上がり。ちなみに500人ぐらいいる中でストック持参は私一人だけでした。コースを知っているから、あれはストックなしには私には無理です。だから、このストックが非常に役に立ったのは当然のこと。途中で木の枝を杖にしている人も多かったけど、みんな私を羨ましそうに見ていく。
崖であっさり第五陣の先頭グループに入り、次は3個目の障害物、、、渋滞が、第四陣の人たちがまだ終わってなかった!
けっこう大変そうだけど、まだまだ始まったばかりで体力あるよ。3個目の障害はボルダリングもどきの板とでっぱりを利用して向こう側に行くこと。足がかりが浅く、ちょっと大変。ここの名産は木材なので、木を使ったいろんな障害物の登場ですね。
この坂を越えると、出発地点の真裏を回ります。自分たちが出発できずに待機していたときに、この裏を通る人たちを見てましたが1時間ぐらいかかってました。しかし、自分は20分。なんとなくわかったけど、第一陣は見てくれで体力がなさそうな、時間がかかりそうな人を多くして、最後の第五陣は猛者っぽい人を集めたよう。確かに大会運営で、時間を有効に使おうとすればそういる布陣になるか、、って、私のどこが猛者っぽいのかわからない。
次はやっと川向こうの目的地に向かいます。ここは単なるマラソン部分で障害物もなく、脚力のない自分はあっさりいろんな人に抜かれますが、もう第四陣と第五陣が入り混じっていて、それどころか第三陣のひともちらほら混ざっている。頑張ろう、まだまだスタートから2キロ。
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