ふと思い立ち、自転車大会にでることにしました。去年のセンチュリーライドから数えると2回目。
前回は、まったく何もわかってなくて勢いででて、もちろん教訓を山のように残して、完走できませんでした。今回は、前回の教訓もあるし、自主トレの教訓もあるし、言ってみれば教訓の雪崩が起こってちょっと最初のように勢いだけで参加するほどの勇気はなくなっています。
それで、Webで「自転車大会の心構え」みたいなものを検索する気になりました。うーん、前回は検索すらしなかたので、弱気になっている証拠かもしれない。和文サイトで、見たものは、、、、、
初心者は邪魔で危ないから上手くなってから参加してね、、
、、みたいなこと。おっと、こういう文章を見つけて、メラメラと炎が燃えます。
あのなー、えらそーに、参加資格があれば誰でも参加できるんだよ、なーにが上手くなってから来い?笑わせるんじゃない、初心者を笑顔でかわしてこそ上級者。初心者が危ないなんぞ言っている段階で、お前も初心者丸出しだぞ!
もう、こんな文章を見るからにジャパニーズ満点。マレーシアでは参加資格があれば誰でも普通に参加できるし、それを疑うことすらない。前回の経験から言うと、初心者と上級者はスタートの2秒後に差がついて、後はまったく出会うことすらないし、そもそも見えるほどの距離にいない。ゴールに着いたって、上級者はメダルもらってさっさと自転車を車に乗せて会場を後にしているので、本当に会うこともなかった。到着が4時間ぐらい違うんだもん、仕方ない。こんな言葉が出てくるなんて、よっぽど陸上トラックとかの周回ルートなんだろうか?あるいは、ヘタだがものすごくスピードがあって上級者と肩を並べるような人のこと(それはヘタとは言わんだろう)。
まあ、いいや。人は人。自分は自分。自分らしく挑戦して、上手くいけば素晴らしいし、上手くいかなくてもそれはそれでまた何らかの得るものがあるのだし、良いことだと思う。「参加することに意義がある」とは、奥の深い言葉。言葉の表面の意味だけじゃなくて、実際に参加するとわかるけど、大会当日になるまで「仕事が忙しいし」「脱落して恥をかくだけ」「睡眠不足で疲れて」「行こうか、やっぱり止めようか」とかの葛藤ばかり。
自分なりのやり方じゃないと、そもそも続かないし。
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