The Redang Telegraph

2016年03月28日

Simple Gifts シンプルギフト

Violin lesson for "Simple Gifts"

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2009年はもう昔のことなのか、まだまだ記憶に新しいことなのか。最近は古いことのほうが鮮明に覚えていることも多い気がします。2009年1月はオバマ大統領の就任式がありました。すごく新鮮なことが起こる予感でTVの前にくぎ付けでした。

特に印象的なのが演奏。その日のブログにも書きました。



後で、この日の演奏でTVを通じて世界中に流れたのは2日前にスタジオで収録されたもので、この日の生演奏はマイクのピックアップが無かったということでした。楽器も手も凍るような厳冬の屋外で、大統領就任式という重大さを考えると、当然でしょう。ばれても文句を言った人はほどんどいなかったように記憶しています。人種や性別を乗り越えた超一流の演奏に、これからの世の中がどのように変わっていくかワクワクしました。

この就任式に演奏されたのが、Simple Gifts。あれから7年と2か月後、、、
私がジャスティン先生から、今回の課題として練習しなさいと言われた曲。まさか、私の練習曲になるとは思わなかった。

大統領就任式のようなアレンジじゃなくてシンプルな演奏をYouTubeで見て、私の手元の楽譜を指で押さえていったけど、まさしく一緒。つまり初心者用に簡単にアレンジした奴じゃなくて、素の曲のまま(正直言うと、やっぱり少し簡略化されてる)。下のYouTubeからpickupした、上手な演奏。ジャスティン先生が私に弾いて見せたのが、こういった感じだった。



レッスン用にわかり易くしたもの。といっても、私のは指ではじくところはないけど、後はだいたい一緒。



、、で、私が弾くと左指に力が入りすぎで、腱鞘炎になりそうなほどガチガチ。音はボロボロ。下手だなあ、、と、思ったら、先生が「うーーん、ちょっと待った。弓を変えてみよう」といって、自分の弓を貸してくれました。な、なんと、先生の高価な弓を使っただけで、あっという間に3割がた音質が改善。へんな雑音とかも無くなったし、いったいなんの魔法?いや、良い弓を使うと、音が良くなるということ。

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良い弓は非常に重要だ、、と、多くのバイオリンテキストに書いてあるけど(、、金が無いもの仕方ないよね)、、とか言って無視してました。でも、自分で体験して驚愕してしまうと、もう、もとに戻れない。
先生から、君の今必要としているものはカーボン弓だ、日本に行くチャンスがあるなら、カーボン弓を買いなさい、、、といって、いろいろモデルを推薦してくれました。

頑張ります。カーボン弓も買います!買って、弾いて、練習して、2009年の、あのワクワクした、時代が変わりそうな予感を取り戻したい。

ちなみに、この曲はシェーカー教徒の音楽で、これを調べただけでも感動的でした。たった一つの音楽が、これほど多くのことを考えさせてくれるし、(弾かなくても)これほど多くの感情を楽しめるとは!弾くとどうなることか(きっと挫折感も追加してくれるはず)。

Music that moves you.

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