
日本旅行中だってバイオリンを持ち歩いたんだから、それは多少は進歩があるでしょう。
そして、ジャスティン先生が、突然、、
来月のコンサートにでてみないか
は?なんでしょう?ジュニアオーケストラは7月でしょう?6月はエリートの集まりの演奏じゃないですか。
いや、あなたさえよければ、私がピアノ伴奏で、「遇見」を弾いてみようよ。
えーっと、つまり、ソロ?まじすか?先生、どうしたんですか。私の実力を忘れたのですか?オーケストラだと若干は見逃してくれるかもと思ってたのに。ジャスティン先生が言うには、
年輩でバイオリンが好きだけど、「もう若くないし」とか「指が動かないし」とか「下手だと恥ずかしい」とか、やたら言い訳ばかりしてちっともバイオリンを習おうとしない人たちがいる。。そんなにバイオリンが好きならやってみればいいのに、、といつも思っているけど、習い始める人はまずいない。しかし!
「習い始めて6か月のおじさんでも、これぐらいできます」ということをみんなに見せれば、きっと習い始めようというひとが出てくるに違いない。もちろん演奏の前にそういう説明をする。
おお、そういうことですか。ステージに立ちますとも。
こんな「おじさんのサンプル」では、ちょっと複雑な気持ちがないわけではないけど、私の存在意義があるならやりましょう。
たいていの人(つまり私ということ)には、世の中の存在意義なんてたいしてあるわけじゃないです。もちろん、だからって存在している意味がないわけじゃないけど。まあ、マラソンなんかで前を走っていた人に追いついて抜きにかかるとき、前の人がぎょっとしてスピードをあげるあれですね。(なんで、こんなおっさんに抜かされるほど落ちぶれてない)という声が聞こえてきそうなやつです。あれの、バイオリン版ということでしょうか。微妙な存在意義だけど、まあ、いいでしょう。
どんなことであれ(あんまりな理由でも)、機会があれば見逃しはしません。これまでの人生でみすみす見逃したことは多かったし
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