日本にはラーメンで名が知られている街があります。さらに、ぎょうざの街、うどんの街も続いているし、その他にもいろいろありますが、、、
マレーシアでは、「コーヒーの街」Kemaman。その名を轟かせる老舗のHai Pengをはじめ、ネルでいれるコーヒー店が多数、、マレーシア的にはKemamanの街の名は、イコール、コーヒーなのです。
Kemamanの名を冠するコーヒー店のチェーン店が何件かあり、マレーシア各地に出店していることで、また町の知名度を上げています。さながら、マレーシアのシアトル、、(?)いや、ちょっとちがうけど、いくら有名なコーヒーショップが町に多いとはいえ、お洒落かどうかは、人それぞれな意見があるはず。
Kedai Kopi あるいは Kopitiamと呼ばれるコーヒーショップはだいたい軽食も兼ねていて、場所によってはコーヒー無しのコーヒーショップと化している場合もありますが、Kemamanはあくまでもコーヒーが売りの街。コーヒー無くしてはどうしようもありません。
Kemamanは、トレンガヌ最南部の県で、パハンと接しています。県庁所在地はCukaiの街。だから、こういったコーヒー店もCukaiに集中しています。どうでもいいですが、Cukaiは私が最初に覚えたマレー語で「税金」の意味です。どうしてこんな因果な名前が町の名前になったかよくわかりません。それに、どうしてこの町がコーヒーの街になったか?諸説入りまじって、しかも信ぴょう性はだいたい似たり寄ったりの確率なので、どうでもいいのですが、ともかく「コーヒーが好きな人が他所より多かった」のは間違いないでしょう。
欧米式の焙煎じゃないと思います、味がちょっと違うし、アラビア式とも無縁な味です。とはいえ、ふつーのマレーシア風コーヒー、、KOPIです。ここで軽食を食べるなら、それはカリーミー。カレー麺です。トレンガヌ南部はなんといっても、カレーミー。Kemamanの名を冠するコーヒーショップチェーンでも、ぜひカレー麺を食べましょう!
老舗のHai Pengでは、軽食ではナシランマが有名です。そんなもん、マレーシア中、どこでも食べられるじゃないか、なにをわざわざという気もしないわけではないのですが、地元の人には絶対的支持を集めてます。一回は食べておくのも良いかも。
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