Arriving at Kanchanaburi War Cemetery.
スリン出発前にFB友達から、マレーシアからチェンマイにバイクで旅行して、その途中で日本語で「戦場にかける橋」、英語で簡単に「Death Bridge」と呼ばれるクワイ川にかかる鉄橋に寄ったことを聞きました。あの有名な橋、、、、最初の行程で遠回りになるけれど、次に行くチャンスなんてなさそうなので行きます。
最初に着いたのが、
目をひくのが連合国軍墓地。でも、華人墓地も隣接してあるのですが、、、
やっぱり目をひくところが一番観光客が集まりやすいようです。バンコクからも近いので、日本人観光客も少なくないです。墓石にある年齢がみんな若い、、こんなに若くて死ななくてはならないというのは、どれほど残念なことか。
ここで戦没した多くの人の眠る場所、、、、連合国兵士は7千名弱だそうです。インドネシアから連れてこられた2000人弱のオランダ人と残りは英連邦人(オーストラリア、英国、他)。火葬された300人も全数の中に含まれてますが、遺体が判明したアメリカ人は含まれていません。アメリカ人兵士は「生きてようが死んでようが必ず家族のもとに連れて帰る」という原則があるので、遺体はアメリカに運ばれています。
ベトナム戦争で亡くなったアメリカの兵士の遺骨収集がまだ続いているのもこの原則ですね、朽ちるに任せた大戦中の日本兵が可哀相な気がします。
「カンチャナブリ連合軍共同墓地」と日本語になっていますが、隣接する華人墓地とかも一見の価値ありです。この戦争で亡くなったのは、連合軍兵士だけなく、日本人も、タイ人、華人も、「ロームシャ」という日本語が定着するぐらい狩られた東南アジア各国からの労務者もいます。みんな戦争の犠牲者、、静かに眠りについてほしいものです。
ちなみに、連合国兵士として亡くなった11人のインド系ムスリムは、全数の中に含まれていますが、ムスリム墓地に埋葬されているとのことです。
次は、有名な鉄橋ですね。
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2017年02月03日
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