The Redang Telegraph

2017年02月24日

6500km Christmas Ride 36 底をつくガソリン

Petrol became less on the way to Terengganu.

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マレーシアは産油国で、国の経済は国際原油価格に影響されるほど石油がでます。
おかげで、ガソリン代が安い(サウジほど安くはないけど)。なにかと物価が高く、もちろんガソリン代も高いシンガポールからマレーシアに来る人達は、あまりにもマレーシアでガソリンを給油しすぎてシンガポールのガソリン業界から大変な苦情。もちろんガソリン税もマレーシアに持っていかれるわけで、昨年か一昨年に「シンガポールナンバーの車は、マレーシアに出国する際は、タンク4分の3以上あること」という規則ができました。

なにかと物価の安いタイですが、マレーシアにくらべてガソリン代は高いです。そのため、バイクで国境を越えてはマレーシアで給油して、タイに帰ってガソリンを抜いて、それを自宅前に一升瓶で売る、、という商売が国境近くでは普通にあります。

マレーシアは南北両隣人に配慮して、ガソリンが「レギュラー」「スーパー」のうち、シンガポールとタイのナンバーについては、高いほうの「スーパー」しか売らないようにしています。国境近くのガソリンステーションでは、わざわざ「タイナンバーこちら」とか指示板が出ているぐらいです。(そのわりに抜け道が多過ぎる)

私もタイではガソリン代が旅費を圧迫し続けました。ふーー、、めんどくさいのが、マレーシアはレギュラーが95で、スーパーは97ですが、タイはレギュラーが90で、スーパーが97だった(と記憶しているけど違ったっけ)。私のハーレーは95以上を使うのがスタンダードで、今回の長旅のようにどこかで故障するとどうにもならん、、という時はケチらず、タイではスーパーを使い続けるしかないです。でも、高い。ガソリン代が高い上にスーパーしか使えないのはシンドイ、、、

、、、、ということで、「ああ、もうすぐマレーシア領に入るな、入ったらすぐ安いガソリンを給油しよう」ということで、計算しつつ、「まあ、この洪水だし、どこで何があるかわからないし」ということで、まあ余裕をもって国境を越えられるが、満タンではない、、状況で国境に臨み、案の定、めんどくさい状況に振り回されつつ、マレーシアに入りました。

、、、そこで直面したのは、マレーシアに入ってすぐのガソリンステーションではガソリン売り切れ

どの車も考えることは私と一緒。みんな、タンクをカラにしてマレーシアに来るから、着いたらすぐ給油。でもって、この洪水で、タンクローリーが来れなくなり、、、いかんともしがたい。無念残念。

一旦は北上して、決壊現場で軍隊にUターンさせられて、、、、

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ケランタン州を最短で抜けてトレンガヌ州の最北端の町、ジェルテ(地図右側の緑の線の終着で赤丸で囲んだ町)を目指すのですが、、コタバル(青い丸)から外れた、山道。もちろん、ガソリンステーションは無いか、あっても、ガソリンがあるかどうかわかりません。ガソリンステーションの営業が終わっている可能性もある。もう、辺りはまっくら。これから、ガソリン残量を気にしつつ、冠水を気にしつつ、土砂降りに濡れながら、真っ暗な山道へとバイクを乗り入れるわけだ。

うーーん、山道というのは、、、道が川だった。










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