The Redang Telegraph

2017年02月28日

6500km Christmas Ride 40 家路

Going home. I repeated this word again and again.

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ホテルから山道をすべて戻りきり、タイ国境と再び面会。もう、タイはいいや。当分。
タイに入ることなく、コタバル=イポ北方辺境道路に向かいます。この道は、もともとチャンスがあれば行ってみたいと前々から思っていたルートですが、、こんな予期せぬ事態で避難路として使おうとは思ってもみませんでした。もっと、きちんと計画を立てて、体力も健康も万全で、、、来たかった。

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ギリシャ神話のオデッセイは、故郷のイタケーに帰り着く手前で風の神の怒りをかってとんでもないところに吹き飛ばされ、それからが長かった。私も、家まですぐのところなのに、これからオデッセイのひそみにならって?家と真逆な方向に旅立ちます、、それに、、それからが長かった。

道路は、こんなときでなければツーリングでとっても楽しめそうな道。でも、この時は結構体力もないので余裕がありません。コタバルからゲリまでの東西ルート。穏やかなワインディングに峡谷の景色。。を喜ぶ気力もあんまりない。ゲリでお昼ご飯です。まだまだルートの3分の1も行ってないのに、もはやお昼か。これまた、今日中に帰り着くのだろうか。

そしてゲリからマレーシア有数の都市イポまでの長い南北の山道。マレーシアの国名の語源は、サンスクリット語で「山ばかり」という説がありますが、なるほど、山国マレーシアを実感せずにはいられません。平野の多いタイ中央=東北部とは大違い。

こうして、イポに到着。ここの巨大R&Rで休息。

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朝ごはんを食べてから、ずーっと晴れ。イポまで雨合羽のズボンをはいてきたのが間違っている!暑い、蒸れる!もはやここ数日、体の一部と化していた雨合羽を脱いで、マレーシア西海岸に来たことを実感します。これまでの東海岸とはモンスーンが逆で、この時期、基本こちら側は晴れです。

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イポから我が家まで、体力のあるときで7時間。前に来たことある道です。あとは、消化試合のようなものとはいえ、長い。長い。マレーシア半周は長い。いくら消化試合のようなものとはいえ、長い。クアラルンプールを抜けて、あと残り4時間ぐらい、、

そして、もうあたりは真っ暗。よっぽど、もう一泊したほうがいいのかなと思います。

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、、ですが、もう後は家で寛ぎたい。最後の300kmは慣れた道なので、そのまま家路に向かいます。
そして、

ただいま、、

無事家に帰り着きました。
アルハムドリッラ

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今日の走行距離は503マイル=810km。ずいぶんあるけど、1000kmはいかないんだ、なるほど。
いや、もう十分です。無理に1000kmにするつもりは全然ないです。もう、当分はバイクに乗りたくない。というか、遠乗りには行きたくない。

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