観光スポットに行くと、旅行者が熱心に水彩、色鉛筆、コンテなどで熱心にスケッチしているところをよく見かけます。いまや、携帯カメラが大活躍する時代ですが、あんがい写真にとったら安心していったい何を見たのかよくわかってなかったりします。
マレーシア中心部には古い建物も多いし、もっとよーく見ておく価値があるのでしょう。私もカメラに頼りがちですが、案外スケッチもいいかも。写生なんて学校以来したことないけど、そういえば亡くなった父は写生が好きだったなあとか思い出します。
童画家のいわさきちひろさんの訪欧時の街角スケッチの絵を以前見ましたが、、クオリティの高さに圧倒された記憶があります。ああまではともかく、学校の写生を思い出してみるのもいいかなあ。気軽に始められそう。
お手本を見ながら書く模写に対して、実物を観察しながら描くのが写生ということです。誰かの真似ではつまんないですしね、自分で観察して書くのは自立の意味でもいいかも。写生を文学にまで広げて現代にまで影響を与えた正岡子規は、病床の慰めとしてスケッチを多くしたそうです。うーん、スケッチかあ、いろいろ勉強になりそうですね。
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