The Redang Telegraph

2017年04月03日

Ride into Rain 熱帯雨林の中、バイクで走るのに必要なこと

In rain forest weather, rain is not easy friend.

IMG_8073.JPG

向こうのほうに黒い雲があったら、もう、心をきめて入るか、逃げるか。
マレーシアのような熱帯雨林でバイクに乗る以上、嵐の中を突っ切ることは避けられません。いつでも、どこでも、雨は付きまといます。

1)雲のお尻から入って、雲の頭から出る場合。
なんとなく、降り始めはポツポツって感じで、最後は土砂降り。この場合はバイクの進行方向と雲の進行方向が一緒なので、雨を抜けきったとしても立ち止まって休憩したり、濡れたものを乾かしたりしてはいけません。雨から抜けても、走り切るだけ走って、給油の立ち止まりもなければ無いほうが良い。ともかく、突っ切った後は、追いつかれないように逃げて逃げて逃げまくる。

2)雲の頭から入って、雲のお尻から出る場合。
雲がより真っ黒に見えるし、進行方向に押しのける空気から突風が吹くという前触れはあるし、より迫力満点。でも、最初の土砂降りを抜ければ、あとはポツポツとなって、抜けきってた後は、ゆっくり休息できる。バイクの進行方向と雲の進行方向が逆だから雨から抜けるのもやや早いです。

3)雨雲がちぎれてる
もはや手の施しようがない、前に行っても雨。後ろに行っても雨。なるようにしかならない。好きにしてよし。

4)雨雲を横切る
実際のところ、横切る感はありません。通り抜けて雨の降り方に差がなく、あれ?これでおしまい?というようなこともあるし、雲の頭を横切れば、もはや土砂降りが最後まで続く試練の道。

朝から湿って暑くて、汗が一杯でるような日は、英語でスコールと呼ばれるゲリラ豪雨というか、夕立のでかい奴ばかりです。暑くて暑くて、頭から水をかぶりたい!というときは、そのあと雨に降られて、、ああ、気持ちいい、、爽快感が増します。

バイクで雨は大敵じゃなくて嫌な奴という位置づけ。むしろ大敵は日差しがカンカンなほうですね。暑いと危ない。

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