タイ南部の中央部、スラートターニー。ここは私のタイ行きのハブの一つ。なぜかというと、ハイウェーが通っていて、取りあえずはここまで来て、それから次のところに行くという感じ。プーケットも、距離的には西海岸の道路沿いを行く方が近いかもしれませんが、時間的にはハイウェーを飛ばしてスラートターニーの手前まできて、そこから西に折り返した方が早い、、と地図を見て決定。
始めてのプーケット行きでは、西海岸道路を使ったのですが、一般道で信号は多いし、カーブは多いし、道は細いし、路面は良くないし、1200キロの長距離ライドの終盤近くで、クタクタなのでこんな道は御免だ!という感じ。ただし、眺めが最高に良いという、、のはあるのだけど、、、
こうして、ハイウェーから外れて一般道路に入ったところで、なにやら、不思議なテントが?
おおお、これは噂に聞いた、タイの水かけ祭ではないか!
しかし、ここに来るまで、全く水かけ祭には出会いません、ムスリムの多い地域だったからなのかなあ?わからん。
しかし、水だけではなかった。小麦粉に食紅で色を付けたやつをコネコネしてる。前の日に水かけ祭の写真がFBにアップされてたから、水かけは知ってたけど、フェイスペイントは知らんぞ?とはいえ、縁起物だし、有難く塗ってもらいます。
うーん、楽しい。知らなかったけど、楽しいじゃないか。
もう、道路上のあちこちで、水まきステーションで水をかけてもらいます。ものすごい暑い日だったので、うれしい。遠慮しないでガンガンかけてほしい。
完全に酔っぱらっている人、、、
なんか、町内会のお祭りみたい。
みずをかけて、といっても、みんな丁寧に足のほうにちょびっとだけ。だから、私にはガンガンかけてほしい!
ええい、足りん。ホースを受け取り、自ら水をかぶる、、。なんか、本末転倒というか、水かけ人もびっくり、論外な成り行き、、ま、いっか。暑いのだ!
みんな、大喜び。。
景気づけの音楽は最大音量で、
もう、水を見るたび止まってかけてもらう。
こうして、行く先々で楽しんで、、おっと、こんなことしてたら時間が遅くなる一方か。
バイクのシールドも。クラビに着くころには、血染めのクラビ。3人ぐらい轢いたのかもしれないというかんじ。
こうして、クラビの町を抜けてもっと派手なフェイスペイントにしようと思ったら?クラビでは全く水かけはなし、プーケットも水かけはなし。あまりの静かさに拍子抜け。
どうやら、スラートターニーの近辺だけ、「正月2日目に水かけ」の風習ですね。プーケットで聞いたら、水かけは正月の元日だけだよ、このあたりは2日目はやらない、、ということでした。なーるほど。でも、そういうちっと変わった地域があってよかった。面白い体験できて、しかも2日目ということだし。
おっと、日が暮れないうちに、プーケットに着かねば。
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