The Redang Telegraph

2017年04月27日

Phuket Bike Week 2400km Ride 12 帰路はガソリン祭?

Going home from Phuket.

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いよいよ帰路。行きと同じく、朝早く起き、荷物を積み込み、、まだ宵のくちだと思っている酔っ払いが一杯いる道路を横切ってプーケットを出発。パトンビーチから出るには、どの道をとおっても、すんごい山道は避けられません。なんだってパトンビーチはこんな山に隔離されたところにあるのだろうと思うけど、まさしくこれがプーケットのプーケットたる存在理由ですね。
ちなみに、友達からプーケットの語源はマレー語のブキィ(山)だと聞きました。PhuketとBukit、確かに似てる。

こうして、万年工事中のプーケット=クラビ道路を走り、真っ暗な工事中のところで危うく突っ込んで事故を起こしそうになった。怖かった、、いきなり道路が無くなるなら灯りぐらいつけとけ!

こうして、すったもんだの末、クラビの手前でスラートターニーに曲がる超綺麗な道路に入り、あとは快適な旅。クラビで夜明け。

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そして、いきなり、暑い、、暑い空。

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スラートターニーで朝ごはん。そして、ひたすら南下です。アジアハイウエイだけあって、ローカル道路ほど路面は悪くないけど、、まあ、普通に良い高速道路。タイの高速道路は首都圏以外は無料です。

そして、ソンクラーに入って、ガソリンスタンドにあるレストランでお昼ご飯。だいたい予定通り、、、の行程。ここまでは。ごはんを食べ終わって、バイクに戻ると!
なんと、エンジンオイルが超漏れている!前にあったようなポタポタじゃなくて、ダダ漏れ。まるで水道の蛇口をひねったようにオイルが漏れてる。

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もはや、旅もこれまで。こんなに漏れてるということはクランクケースが割れてるに違いない。
ありえない、ありえない、、、、素早く、えーっと修理に何日かかるか、それともカーゴにして身だけバスに乗って帰るか計算。どちらにしろ、バイクの旅もここまでだなあ。

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まあ、場所は道路の真ん中とかじゃなくて、大きなガソリンステーションの中だし、ともかく、ステーションの兄ちゃんを呼んで、こうなっている、、って見せて、修理できるところを聞いてみよう。なかなか、英語が通じず、ともかく腕を引っ張って、バイクまで来てもらう。何が起こっているか、この賢そうな兄ちゃんならわかるだろう、、、

連れてきて、ほうら、こんなにオイルが漏れてる、、、コンクリにたまったオイル、、、うん、待てよ、オイルにしては色が薄いぞ?ふと、思いついて指をつけて、オイルの匂いを嗅ぐと、、、オイルというより、ガソリンの匂い。それで、兄ちゃんにもやってみろ?と促して、彼も匂いを嗅いでみる、、。その間に私はギアケースを指で撫でまわして割れ目を探す。が、以前のオイル漏れのところは乾いてるし、どこだろう。。

ふと、思いついて、あ!もしや、!

タンクの蓋を開けてみると、、、

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ビンゴ!ガソリンがオーバーフローチューブの口までなみなみと入っているではないか。これは、さっきご飯を食べる前にガソリンを入れたけど、給油のお姉さんが入れ過ぎたに違いない。
、、、で、お兄さんにそういって、このままガソリンを漏らしながら走ったら、いつ火がつくかわからないので、すこしポンプで吸い出してもらう。と、言おうとしたのだけど、これがなかなか通じない。

最終的には、灯油ポンプみたいなのを探してきてもらって、ペットボトル300ccぐらい吸い出してもらって、一件落着。私のバイクに給油したお姉さんもきて、しきりに謝ってます。まあ、いいです。これぐらいで済んで良かった。もう、旅の終わりを覚悟してたから、安堵で気持ちも太っ腹。

マレーシアのスタンドは「セルフ給油」が主流で、普通に自分でガソリンを入れます。タイのスタンドは「給油してもらう」が主流。自分でガソリンを入れるときは、「どうせ空になるまで走るわけじゃないし」ということで、ギリギリ満杯まではしません。適当に一杯になったらおわり。
ところが、タイでは給油の人が少しでも売り上げを上げるために、もう満杯なのに無理して注ごうとします。しかも、お釣りを払いたくないからゼロで終わるところまで入れる。いつもは給油員の手元を見て、もういいよ、、とか言うのですが、この時はお腹が空いてて気がおろそかになったのでしょう、満タン以上になったのも気が付かなかったし、そのままキャップをしめてしまってた。

まあ、いいでしょう。こうして、ソンクラーを抜けて、パタニ、ナラティワーにはいり、

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無事にブキブンガの国境を抜けました。

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めでたし、めでたし。
あとは、勝手知ったるマレーシア。我が家のあるマレーシア。どこでどうなってもなんとかなる、マレーシア。

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