The Redang Telegraph

2017年05月15日

Painful (not paintful) cars 3 マレーシアのイタ車の考察

Thinking of Painful (not paintful) cars in MY.

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マレーシアにも財閥というのがあって、金融・製造業では屈指の大財閥がHong Leongグループです。日本でいうところの三菱グループや住友グループに相当する、マレーシアの巨大グループ。そんなグループの旗艦企業がHong Leong Bank。やっぱり銀行が一番強い。そして、その銀行が威信をかけて顧客サービスしたのが、

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Hong Leong Bankの超有名「キティちゃんイタ車」。口座を新規開設してくれた顧客へのサービスというのは日本でもありますが、抽選で「痛車が当たる」というのは無いでしょう。このイタ車を当てたいばかりに、口座をつくり、キティちゃんキャッシュカードを申し込みが激増。ありえないような応募総数があり、当選者は写真付きで新聞に載りました。

それぐらい、えーっとキティちゃんが人気があるのか、イタ車が人気があるのか微妙ですが、キティちゃんと痛車というのが、絶妙な取り合わせで世間を沸かせたものです。

ですから、イタ車についてはマレーシアの若者を中心に「ふつーに受け入れられている(?)」。ここまで派手なラッピングでなくても、ワンポイントとか、ラリー仕様のモヒカン線など、ざらにあります。

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だから日本のような、半ば拒絶みたいな反応より、「おおおー、すげー、やるなあ。写真とっとこう」的な反応がほとんど。これも、マレーシアのポップカルチャーを語る上で忘れてはいけないことですね。観光地の壁画アートもこの延長線上にあるといえるでしょう。家の壁で良いものが、車のボディで悪いはずがない。

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でも、コンテストで上位になる判断要素がどこらへんにあるのか、私はこの道のシロウトなのでよくわかりません。

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音とか?

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わからないところも多いけど、マレーシア文化を語る上で無視することのできない存在。本当にこの手のカスタムカーのコンペは、毎週のように行われてます。

だから、ふつーにある、キャンペーンの車が、目立たない、、、、

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