モンスーンも明けたことだし、スンガイレンビンにやってきました。ちなみに、このブログは世界中で最もパハンの誇る観光地、スンガイレンビンに詳しいブログです(当社比)。
マレーシアの中でも屈指の時代に取り残された町。ひじょーーに寂れて、寂れまくって、これ以上寂れる余地がないぐらい寂れて、もはや二度とスズ鉱山のヤマとして賑わった往時に戻ることは無い、、、、、と、おもいきや、「レトロ観光地」として蘇りました。寂れようも行きつくところまでいくと、もはや生きている博物館的な価値がうまれてくるというものです。
観光客が来るので、町もすこしずつ明るくなってきてます。うーん、余地のないほど寂れた感じが良かったのに、、レトロ村が明るくなるのも考えようです、、?
ほうら、こんなもの見つけちゃったよ、、時代の先端をいく、名探偵コナン君のスパイペン。ライトを当てれば浮かび上がるようです、、
それだけじゃなくて、なんと新しいお土産屋さんがオープンしていた。びっくり、、
路地の入口にはポストカードが売られ、、(最近はみんなカメラ持ってるし、郵便なんてださないような気がするけど、ま、ここはレトロ村だし、いっか)、、
私も缶バッチを買いました。I love Sungai Lembingです。なんかお店ができたのをみるとうれしい。お昼は行きつけのお店で鴨麺をたべて、、、おじさんが、「お茶が沸いたけど、のむ?」と聞いてきました。このお店は自然食品ばかりのレストランで、お茶とは、薬湯です。
それが、どーーーん、と、お茶碗にでてきました。お湯のみじゃないです。丼のようなお茶碗。えーっと、おじさんに聞いてみます、「ねえ、アンクル。これどうやって飲むの?このまま口つけていいの?」
丼を抱えて飲むなんて、、と思ったけど、それでいいようです。そっか、お茶碗というぐらいで、昔はこれでお茶を飲んでたのかもしれません。そういえば、野点の抹茶とかも、容器はお茶碗というようなものだしね。
そしてまた、ダラダラ歩き、、ガソリンスタンド、、、もう、使われてないけど、年よりの観光客からは「そうそう、昔はみんなガソリンスタンドはこうだったんだよ」という声。さすが、レトロ村、、ものもちがいい。
しばらく歩き回って、また別のお店で休憩、、
ちなみに、スンガイレンビンは超絶朝が早くて、夜も早いです。お昼だって12時にはもうレストランが閉まる時間。それに一度しまった店は、もう翌日まで開きません。お昼過ぎには、もう、犬しか生き物の姿がなくなります。
一日は、日の出の前から始まり、お昼におわる。それが、スンガイレンビンの習慣だし、こんなに観光客が来るようになっても、お昼でみーんなおしまい。お土産屋さんも午前中だけ。午後は昼寝して、そのまま夜までダラダラする(昼下がりの麻雀とか)、、、この、いいところ。
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