The Redang Telegraph

2017年05月30日

Rosin バイオリンの松脂の修復

Rearranged the shape of cracked rosin for violin.

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バイオリンは弦を弓で弾いて音をだす楽器です。が、そのまんまではいくら擦ってもスカスカ言うだけで音がでません。そう、バイオリンは弓に張った馬の毛にたーっぷり松脂を付けないと音がでません。いうならば、つゆの無い、ただのそばの麺では美味しくなくて、ツユがついてこそカケソバもモリソバも美味しいというのと同じです。

ただ、この松脂は簡単に割れたり、ヒビが入ったり、、、溶けたりする。この間、自動車のトランクに入れていたら半日で、松脂の端が欠けるはヒビが入るは、、とんでもないことになってしまった。

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これでは弓に付ける時、ガタガタで角がとがっているので毛を傷めそう。さっそく、修復です、、ウエブで検索しています。それで分かったことは、熱を加えると整形できるということ。もともと車のトランクの中でえらいことになったぐらいですから、それぐらいの温度でいいということ。運転席のダッシュボードの上に半日置いておくとマレーシアですから、どんな形にもできそうですね。
でも、そんな暇はないので、ロウソクの登場。タイにも持参した、蚊よけアロマキャンドル。

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火を近づけると、松脂は面白いように溶けます。でも、ここは遊び心をこらえて、表面を溶かして、指で整形。指で変な形になったところは、また溶かしてツルツルにする。こうして、なんとなく、綺麗になった気がする。

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さらに、200番の紙やすりで平になるように削って、弓の毛が痛まないように角もとって完成。

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ちなみに、紙やすりを使う、、というのはウエブではありません、私のオリジナルです。せっかく、紙やすりがあるのだし、こういうときにこそ使わないとね。

使い心地は?うーん、いまいち。表面がきれいになっても、その下の溶けてない割れ目がでてきてしまう。一度、じっくり全部溶かすぐらいの勢いがないといけないね。表面だけきれいになっても、その下の層がでてくればおしまい。電子レンジを使う人もいるみたいだけど、私は車のダッシュボードの上にでも置いておきます。

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