正直、5月5日になんでチマキを食べるのか知りませんでした。
「せいくらべ」
柱の傷は おととしの 五月五日の 背くらべ
ちまきたべたべ 兄さんが 計ってくれた 背のたけ
昨日くらべりゃ 何(なん)のこと やっと羽織の 紐(ひも)のたけ
昨日は旧暦の5月5日。ヨガ教室の先生から、ちまきを頂きました。
中国では5月5日は忠義の士で有名な屈原が湖に身を投じた日。彼を祈念して、チマキを食べて、龍船ドラゴンボート競走をする風習があるそうです。中国文化の影響の強いマレーシア華人の間でもチマキは欠かせません。ドラゴンボートの方はペナンで大きな大会があったようです。
チマキに使う葉っぱは、こちら。かなり大きいですが、これを2枚つかって、三角おにぎり型のチマキの中身を上手に包みます。にほんのクマザサの葉より3割ぐらい大きい。
ご飯に葉っぱのいい香りが付くし、いいよね。中国ちまき。華人のお祭りはだいたい旧暦に合わせてやっているので、日本の行事と日数的にずれるのですが、沖縄の糸満ハーレー祭もやっぱり旧暦の5月5日前後に行われているようです。長崎ペーロンは全然違う季節ですね、、同じ龍船の祭りでも時期が違うというのが興味深いです。
マレーシアには葉っぱで包んだ食べ物が、ふつうにあります。マレーシアの国民食、ナシランマもそうだし、これから、葉っぱの食べ物を探してきます。
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