わが町クアンタンは、非常にトレンガヌ文化の影響が強いところです。パハン州の州都でありながら、あまりに領域の端っこに寄りすぎ。トレンガヌ領に食い込んだ場所にあります。だから、マレーシア語もトレンガヌ訛だし、風俗も完全にトレンガヌ文化です(パハン州の州都なのに)、、、、
そういうことで、一般的にトレンガヌの名物料理とされるナシダガンも当地で美味しくいただけます。ナシダガンとは、サカナのカレーだけど、あんまり辛くなくて、甘辛い。日本の缶詰のイワシの煮ものみたいな味です。
これをバナナの葉をさっと開けて、、そうそう、ナシランマはバナナの上に油紙が巻いてありますが、ナシダガンは油紙無しがデフォルトです。
それに、ナシランマは折り紙のように油紙で折り込むので、輪ゴムなどで留める必要はありませんが、バナナの葉だけのナシダガンは楊枝で留めてます。食べた後は、楊枝がゴミ、、、
さて、それではカレーをかけて美味しくいただきます。あ、なんとカレーをかけた写真を撮るのを忘れてしまった。まあ、一番上の写真にカレーがかかったところを想像してください。あるいは、ウエブで検索すると一杯写真がでてきます。
ナシダガンはいまではマレーシアのあちこちで見かけますが、名物はトレンガヌです。美味しいのもトレンガヌです。ぜひ、トレンガヌに来ればナシダガンをどうぞ。
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