オタオタはサカナのすり身を笹のようなものに塗って、火であぶって食べるもの。こういうのは確か日本にもあると思う。
これまでの葉っぱものについていえば、ナシレマもナシダガンも、炊いたご飯を葉で包み、香りをご飯につけるものと、チマキみたいに半ばできた混ぜご飯を葉っぱで包み、さらにイグサで縛って、蒸して完成するという方法がありますが、オタオタは違う。生のサカナの練り製品を笹に塗って焼く。葉っぱで包んでから調理です。
焼き蒲鉾というべきか、、。綴じ目は楊枝留めです。
おかげで、葉っぱのほうに焼き目もくっきり。
ちなみに、オタオタはジョホールものが際立って有名です。トレンガヌにはオタオタがなくて、似たものでサタというものがあります。
オタオタの葉っぱは堅い。これまでの、どの葉よりも堅い。
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