The Redang Telegraph

2017年06月03日

Leafstyle 6 三葉の口噛み飯

One of the most supicious food ?

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いつも見かけるわけではなく、何かも行事があるときとか、そういったときにふと見つけるのが、この「三葉の口噛み飯」です。名前は私が勝手につけました。もちろん、マレーシア語の名前がちゃんとありますが、私はこれまでに100回ぐらい名前を聞いて、情けないことに100回ぐらい忘れてしまうので、もういいです。毎日食べるものでなし、そもそも時々しかお目にかかれないし、、と言い訳。ラパンだったような?

もちろん、名前の由来を知らない人にはどうしようもない名前です。この食べ物は、、うっすらアルコール分が含まれているのは間違いないでしょう。葉っぱの中にわずかな炊いたご飯をいれ、発酵させ、甘くなってお酒の匂いがします。まさしく甘酒のお米の形がまだある状態。

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売ってるところ。

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それを持ち帰り、、、いただきます。私は好きです。香りがとてもいい(清酒の匂い)し、葉っぱの香りがしっかり染みついて(まるでヒノキの樽で熟成された感じ)、しかも甘い。葉っぱには汁が溜まっています。汁は、、つまり甘酒です。

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この非常に原始的なお酒を含むと思われる食品について、マレーシア国内ではイスラーム的に賛否両論。伝統的な食品なだけあって、何百年も「これはいいのか?」という論争がありますが、食べれば酔うというものでもなく、奈良漬け程度で、よっぽどお腹いっぱいになるほど食べれば酔う人もいると思いますが、普通はそんな食べ方しないし(奈良漬けだけを山のように食べることはしないのと一緒)、微妙なグレーゾーン食品です。

酔いたい人は、こんなアルコール濃度が薄くて食べても食べても酔えないものより、端的にお酒を飲むでしょう。立ち位置的に甘酒でスイーツ扱い。

葉っぱは、ビワの葉っぱのような形。

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ふつうの食品は、葉っぱ1枚で一個、あるいは葉っぱ2枚をたすき掛けにして1個を包むのに、この三葉の口噛み飯は、葉っぱ1枚で1個を包むのに、2−3枚つながったまま(つまり2−3個)です。他ではあまり見ません。非常に珍しいです。

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