我が町を代表する、葉っぱ巻き料理を1つだけ選べといったら、躊躇なく答えるのが、サタ。
焼き鳥のサティSatayと名前が似てますが、全然別物。これは、ジョホールのオタオタと双璧をなすトレンガヌのサタ、、、といっても全くの郷土料理でマレーシア内でも知名度はいまひとつ。炭火で焼いた、三角錐に巻いた葉っぱの中にはサカナの半練り状態のものが、でーん、とあります。
オタオタが葉っぱに擦りつけた魚肉で量がたいしたことないのに比べ、こちらはボリューム感があります。それに、辛くない。オタオタは色が赤っぽくてピリ辛なのに、サタは魚肉色(、、うーん、濃い灰色)で、汁分があって、すこし甘め。トレンガヌ料理は他のマレーシア料理の中ではとびぬけて「辛くない」と思います。カレーだってそんなに辛くないし、、、だから、辛いものがダメな私でもOK。
うしろで、5つばかりを一本の鉄串に刺して、グルグルまわして炭火焼きしてます。
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