葉っぱ巻きご飯はいろいろあるものの、一番有名なのは、Nasi Lemak。でも、あれは葉っぱがなくても、ちゃんとナシレマとして成り立つから、ちょっと置いといて、葉っぱ料理の王者といえば、これ、Ketupat Palas Lemak、、わあ、名前が長い上に発音が難しそう、、ということで、「マレー版ちまき」です。
これは、葉っぱ料理がいろいろある中で、一目でそれとわかる白っぽい、発酵したような葉っぱを使います。この葉っぱを使っている料理は、これぐらいしか見たことないです。
しかも、蒸し料理なんですが、葉っぱが柔らかいうちに、お米を包んで葉っぱを堅く結ぶ。まあ、葉っぱが柔らかいから普通にできると思いますが、こうやってお店に並ぶ頃は、、葉っぱがカチカチに固まって、柔軟性ゼロ。このまんまの形に整えられてしまいました。そんなバカな、、というぐらい、結び目がほどけない、、、。日本のチマキはイグサで縛るのですが、これはまるで折り紙のようにきっちりなっていて、どうやって中身を出そうか、、と、涙目になります。
Lemakというのは、油ということで、中のもち米が葉っぱにこびりつかないように、葉っぱに油を染み込ませているんだとおもうけど、結び目を解く間に手は油まみれ。
、、そうして、やっと中身と対面できます。
油はほとんど葉っぱの方で、お米、、やっぱりもち米ですが、こちらはさっぱり味。いろんなチマキがあるし、中華風チマキもありますが、これが一番日本のチマキに味が一番近いです。最初の解く試練がなければ、日本人の口には一番あうんじゃないかなあ。
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