マレーシアではよく道端でご飯や果物を売っている露店をみかけます。
人によっては、あんなところで売っているものは不衛生じゃないか?とか、マレーシアでは自由にお店を開くことができていいな、年中フリーマーケットだね、、とか、思うかもしれません。
が、が、全然そんなことないです。
もちろん、ヤミでやっているひともいるかもしれませんが、ほとんどの場合、営業許可を得て販売しています。その営業許可は店舗があるものと一緒。全然省略されてません。つまり、鉄筋コンクリートの建物に入っているお店も、テント広げて露店でやっているお店も、まーったく質的には違いはないということ。
いつも行っているラマダンのバザーで、
当局による調査が入っていました。営業許可をチェック。私は友人で露店をやっている人を知っているし、現場のキャンティーンを業者をいれて開いたこともあるので、ここら辺は良くしってるけれど、この営業許可を取るのは難しい。ほとんど一家相伝で代々伝えていくか、廃業する人の許可を買い取るか、コネがないと、新規で営業許可を得るのは大変なことです。
それに、道路占有許可。あるんです。マレーシアも。営業許可があると言っても、そこらへんで勝手にお店を開いていいわけではありません。
営業許可があって、開く場所の許可もあって、、、ふーーー、大変だけど、まだ終わりじゃない。食べ物を扱っていると、食品安全の観点から、またもや厳しい、食品販売許可。
製造日のチェック。製造方法のチェック。衛生度のチェック、、、そればかりか、この日は営業許可の確認に、なんと販売品目が届け出があるものと一緒か(知らなかった)、値段が届け出されている額で正当に販売されているか、、、というチェックをやってた。
すごい時間をかけて、1店づつ、実際の販売品目と届け出の販売品目の突合せ調査をしているところ、、
わあああ、こういう厳しい管理があったんですね。道端で食べ物を売っているところで常時同じ場所でやっているところは、間違いなく、こういうチェックを潜り抜けたところです。狭い町だから違法でやっているところは、すぐバレるし、巡回のひとも暇つぶし(?)を兼ねて路地裏までバイクでウロウロしてるし、、
、、だから、露店といっても、ちゃんとやっているところは店舗型と、おーんなじです。
あまり気にせず、露店を楽しみましょう。
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