The Redang Telegraph

2017年08月04日

Firefly ホタルを見に行く

In Kota Bahru, there is a firefly watching spot.

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ケランタン州の州都コタバル。ここでバイクウィークがあり、私はついでに「蛍観光」に挑戦。なにも、コタバルまで行かなくても、近くに有名なホタルスポットが一杯あるのにと言われそうだけど、それは違う。観光ガイドの本やウエブに載っているホタル観光のスポットなんざ「今はむかし」の世界。行ったけど、ホタルなんて全くいなかったこと限りなし、、という有様です。環境破壊が激しいマレーシアでは、ホタルのことまで考えている人はいなくて、もはやひと昔前はここらへんホタルがいっぱいいたんだけどね、、という昔話の中でしかホタルに出会えない。

しかし、全てにおいて田舎っぽいマレーシアの中でも群を抜いて田舎度が高いケランタンでは見れるカモ?ようやく探して電話で場所も確認して、ホタルがいるのも確認して、出発。

ともかく、草深く灯りのないところなので、朝のうちに一度行って場所を確認。ここは、ホタルが見れる民宿というのがアピールポイントのホームスティです。案内されてホタルが見れるテラスに移動、、

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とっても感じが良くて、涼し気で、これならホタルが出てこなくても寛げそう。あ、いや違う!ホタルにはぜひ飛び交ってほしい、ここのおじさんまで出てきて、「もはやクリスマスツリーだよ、向こう側まで、ずーっと付いたり消えたりする光がぎっしりだから」。なんとも心躍る言葉まで。ちなみに、このおじさんは東京の「虎ノ門病院」に入院した経験があり、虎ノ門病院の先生の名前を教えてくれるけど、、、はい、そうですか。。。というぐらいな返事しかできません。

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テラスから階段を下りて川岸に立っているコテージ。ここは蛍が一番集まるところで、ここで夜を過ごすといい気持ちだそうです。ふむふむ、、、

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夜に再訪することを告げて、時間を確認して、いったん離れます、、また来ます。

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そして、夜の8時半。朝のうちに一度来てよかった。道路は真っ暗だし、道は狭いし、脇道もなにも見えないし、GPSだけが頼りのツーリング。

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朝のうちの話では、ホタルが一杯でるところに行くにはボートでこっそり近づくのが一番とのこと。でも、おじさんが言ってた、対岸がクリスマスツリーという遠景も見てみたい。ともかく、テラスに行くと、、明るい!あちゃー!今日は満月だ。見事な見事な満月で、雲もなく、冴えわたった空にこうこうと輝くお月様。

ホームスティのおばさんがやってきた。このおばさんがここのオーナーで名前の前の仰々しいタイトルから、スルタン家のお姫様らしいけど、みため普通のおばさんだし、実際に民宿のおばさん。このお姫様おばさんが、、、「月が明るすぎるねえ、これじゃあホタルが見れないよ。曇ってたらまだしも、こんなに晴れてちゃね」

そのとおり。というか、言われなくてもわかる。全然ホタルが見えない。まあ、お姫様おばさんが悪い訳でもなく、たんに天気が良い満月をよりによって選んでしまった私が悪いのです。それでも、とりあえず、岸辺のコテージに降りていきます。

ああ、居た。ホタルが居た。家の床下とか、暗い所で光ってるのがわかる。それに、お姫様からホタルが集まる木を教えてもらって、よく見ると、ちゃんとホタルが光っている。豪華なクリスマスツリーでなくても、100円ショップで売ってるクリスマスツリーぐらいには、ちゃんとクリスマスツリーにも見える。たぶん。

そんなこんなで30分ぐらいコテージにいたら、ともかくホタルを見たことに満足できました(当社比)。お姫様おばちゃんは私をコテージに連れてきた段階ですぐに帰ったので、ひとりきり。これで、新月の夜だったら、とか、雨降りだったら、、とか、ホタルで川が光っている状況をいろいろ妄想して、、ともかく、おわり。

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写真は、、、全然ホタルが写らない。こちらも、取りあえず、ホタルを写すという勉強をしてから来た方がよさそうですね。次回に期待したいところ。

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