Someone asked me why Muslima is hiding hair? Oh ? it was a worldwide tradition not only Muslima although your grandma did as well.
なぜ、イスラム教徒の女性は髪を隠すのか?と聞かれることがあります。えーっと、もちろん「そういうスンナなのです」と答えるとあっさり説明が終わってしまう。だから、ひとひねりすると、、
世界中、ほとんどどの民族、どの宗教、まーったく関わりなく、女性が髪を隠すのは一般的であった。。と答えます。今でもその伝統が息づいている場所もあるし、次第にすたれた場所もある。。というだけです。
こちらは、ブリューゲルの絵画。フランダース地方の民衆の姿が生き生きと描き出されてます。女性は髪を隠しています、、が、これはむかしだけじゃなくて、今のオランダやベルギーでも民族衣装の女性は髪を隠すようなファッションです。
もっとも、フランダースに限らず、フランス、イギリス、ヨーロッパであろうと、アジアであろうと、どの時代でも中世、近世の絵画をみると一般的な民族衣装の女性の髪は覆われているのがふつう。
ヒジャーブ問題で揺れているフランスでも、まさしく伝統的には髪を隠すもの。
有名な「ヴェルサイユ行進」。フランス革命でも一番象徴的な出来事。フランス人ならゆめ忘れてはならない事件です。Wikiによると「(引用開始)1789年10月5日の早朝、パリの広場に集まった約7,000人の主婦らが「パンを寄越せ」などと叫びながら、国王と議会に窮乏を訴えるため、ヴェルサイユに向かって行進を開始。」で、ベルサイユ宮殿を襲い国王ルイ16世をパリに連行しました。
その時のイラストはこちら、、有名な絵です。女性は普通に髪を隠しています、、だけじゃなくて服にしろ、スカートの丈といい、今のムスリマの標準的な服装と同じじゃない?
、、、だから、何?
そう、だから、イスラム教徒の女性は今でも普通に髪を覆っているけど、だからって、そんなものちょっと昔は世界中普通だったということ。特筆すべきことはなんにもありません。いまでも、それが続いているか、続いてないかの違いです。
おいおい、フランスでも、ふつーに女性が髪を覆ってたじゃないか。歴史を知らんものは、なんだか始末に負えません。
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2017年09月08日
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