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2017年09月10日

Hakone 4 Antoine de Saint-Exupéry 星の王子さまミュージアム

Visited "musee du petit prince de saint-exupery à hakone"

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TBSがサン・テグジュベリ生誕100年を記念してたてたミュージアムで、なぜか箱根にあります。とくに箱根にないといけない必然性はないのですが、土地が広くて美術館や博物館が多いからでしょう。なーんだ、温泉地の博物館?熱海の秘宝館をイメージしてたら、とんでもない。箱根の美術館や博物館は本当にレベルが高くて一流なところが多いです。

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星の王子さまミュージアムは、箱根のベタな観光地の一つ。訪問客も多いし、確かに一見の価値はある、、どころか、何回もリピートで来る価値があると思う。その一つは庭園も花も綺麗だから。

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星の王子さまだけじゃなくて、サン・テグジュベリの生涯を展示してあるコーナーは全体で一番重要な場所で、これは圧巻。みごとな展示です。さすがTBS、、やるなあ。撮影禁止が残念だけどしかたない。

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サン・テグジュベリって、貴族のぼんぼんな生まれだったんですね。お城で育ったそうです。お城、、本当に邸宅というより、お城そのまんま、、知らなかった。それに、失業中にポーンと飛行機を、それも2台も買えるぐらいのお金持ちであったわけです。

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ふーむ、知らなんだ。ちなみにサン・テグジュベリ伯爵家については主流だの傍流だの正式だのなんだのという論争があるようですが、家系なんてどーでもよくて「お城で育ったお金持ち」というだけで十分な気がする。

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展示を見て思うことは、サン・テグジュベリ、、、自分の思ったとおりに生きた人なんですね。おそらく、日本では単に「わがまま」と呼ばれますが、思った通りに生きるのはとても重要なことだと思う。

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第二次世界大戦ではかなり年齢が上だったようです。除隊と再入隊を繰り返して、なんとかパイロットの立場を得たのですが、それも上手く続かず、ごり押しのような形で再びパイロットになった挙句、辞令とは全然違う自分の好きな部隊に勝手に赴任して、操作の難しい最新鋭機P38の操縦資格を10歳もオーバーしても、ごり押しで乗って、、なんだか、好き勝手にしてている。軍隊なんて規律や命令で成り立っているようなものなのに、彼の好き勝手さ、、というのは度はずれています。ほんとうに、自分のやりたいようにやった人。

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自分勝手な人、、というのは、おそらくこの場合、誉め言葉でいいのかわからないけど、同時代の人にとっては、大変な鼻つまみ者だったと思う。

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でも、同調圧力の強い日本から見ると、フランスは本当に個人主義でうらやましい。こういう性格の人でも自由に生活できる個人主義。さて、日本ではこうやってミュージアムができるぐらいサン・テグジュベリの人気があるわけですが、彼が同時代的に生きていれば、わがまま、自分勝手、規則を守らない、感情的、協調性が無い、場の空気を乱す、自己中心、、、絶対言われてます。彼の為にも日本で産まれてこなくてよかったですし、日本にいれば隣に彼がいれば「サン・テグジュベリ大好き!」という人でも、文句ばかりでしょう。

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おそらく、サン・テグジュベリの本がいまでも人気を保ち、本の言葉の数々が名言として紹介されるのは、「自分の人生に忠実」だった人の言葉が琴線に触れるからでしょう。人はどこまで自分に忠実になり、その自分を実現しようとするのか?難しい問いですが、こういったグイグイと自分を前に進めた人がいて、その人の言葉が人々の背を押し続けています。楽な安定の中に留まろうとする今時の潮流から逃れたい人にとっては、このミュージアムは何かのきっかけになるでしょうね。

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posted by NAOKI at 03:30| クアラルンプール ☁| Comment(0) | Life in Japan 一時帰国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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