
私がカイロに住み始めたのは1991年らしい。もう遠い記憶でわざわざ昔書いた履歴書を引っ張り出してきて年を確認。私にとって2度目の海外生活です。3年か4年ぐらい住んでたけど、楽しかった。楽しかった、、というか、楽しい記憶しか残ってないけど、苦労したような気もする。不思議なもので楽しい思い出しか残ってないんだね。
当時はインターネットはおろか、ファックスだって高嶺の花(特にエジプトは持ち込み禁止だった)。ふつうに生活してたら何の記憶も残らなかったかもしれないけど、山ほど写真をとってたから「ああ、これは、あれだ」とか思い出します。もし当時ブログをつけてたらどんなこと書いてたんだろう、、ちょっと気になります。上の写真は、私が住んでたムハンディシーンの家の前。スーダン通りにミニバスがいっぱい止まっているところ。アルドリワーといって鉄道の踏み切りがあったのですが、今はどうなってるんだろう。
役に立つことはあんがい苦労として認識してないです、むしろ後から思い出すと楽しかった!マラソンとかでも30キロあたりから急に苦しくなるんだけど、あれを苦労と思ってたら二度とマラソンなんてできない。
若いときの苦労は買ってでもしろ?買うような自立した苦労はマラソンと一緒で苦労といわず楽しみです(マラソンだって出場料払うし)。これが後々経験として生きてくるし、役に立つこともある(当社比)。でも、押し売りされて嫌々させられる本物の「苦労」は、するな!といいたい。もちろん苦労したがる人もいるけど、私は苦労なんてまっぴらごめん。苦労なんて役にたたないし(当社比)。もし同じ言葉を私が言うなら、
「苦労は自分の金で買え、決して押し付けられるな」
「海外生活は楽しいだけじゃなくて苦労も多い。苦労を知らないのはまだ分かってない証拠」とかいう人には、はっきり言いましょう。そう?じゃあ、あんただけ苦労してれば?わたしは苦労なんて全く関心ないです。苦労自慢も苦労の押し売りはやめてね。人生、たのしんだもん勝ち。
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ラベル:苦労しない