うちのすぐ近くで行われている「火災安全キャンペーン」。消防車とかイベントカーとかいろんな車両があつまって、わりと広い敷地で行われている、大掛かりな規模のキャンペーンです。どうやら全国規模の催し物を今年は持ち回りでパハン州でやることになった、、といった風情。
展示している消防車両も先端的で、予備車両展示になりがちなこの手のキャンペーンにしては、ちょっとびっくりな感もある。ところで、目を引いたのは自転車。
歴史的自転車、、なのか、町内の簡易消防自転車なのか、、?赤いバケツが可愛らしい。
でも、目をひいたのはそこじゃなくて、これ!何やら見覚えのあるマーク。こんなのが製造元のマーク?郵便局のマークにしか見えないんだけど、、、
、、、で、サドルの下をみると、、日本の郵便局じゃないか、、おや、びっくり。石川県の松波郵便局をおもわずGoogoleで検索までしてしまったよ。能登半島の北端で警察の管轄は珠洲市らしいですが住所は鳳珠郡になるのですね。ついでに珠洲市まで調べてしまった、、、本州で最も人口の少ない市らしいです。
おーい!鳳珠郡のみんなー、元気にしてる?私はマレーシアで元気です!(自転車の声)
どうやら、日本の政府援助で中古自転車の無償供与が昔あったようです。今でも海保装備の中古のものとかの供与を定期的にしているけど、そのはしりかなあ。こっちは大阪ですね、、
まさか、こんなところでかって日本の野山を越えて走っていた自転車を見かけるとは思わなかった。郵便物を入れてたハンドル前の袋のサポートなんかも、そのまま。
しかも、日本の郵便局の塗装がそのままマレーシア消防局の塗装として使えているし、老後をマレーシアで過ごすのは昨今の流行だけじゃなくて昔からあったのですね。
可愛らしい赤いバケツ。今だったら消火器にしてほしいところかも、ま、今だったら自転車で駆けつけるよりバイクで駆けつけるか、、、。火災対策はスピードが勝負だしね。でも、なんか味のある自転車でその場を立ち去りがたいです。
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