マレーシアのうちの近所でみつけたハラール屋さん、、としか言いようがないお店。
シャッターが閉まっていて中の様子がよくわからないけど、看板を見る限りハラールの食品を主に取り扱っているお店に見えます。
こういうお店がたくさんあるのか?というと、マレーシアに住み始めて3年経ってから初めて気が付いたので多くはないと思う。もともとマレーシア半島東海岸はムスリム比率が高くて普通のお店は見た目でわかるため、こんなハラール屋さんはあんまり需要があるとは思えず、むしろ華人比率の高いKLとか、西海岸のほうが需要があるんじゃないかなあ。
ハラールかそうでないものの違いがわかる!、、、というのはムスリムと非ムスリムが混在するこの国では便利なことは間違いないですが、それに政府が介入して認証ビジネスにするというのはどうも今ひとつ腑に落ちません。そもそもの政府が「いいかげんで嘘っぱちっぽい」で名を馳せているし。
正直、胡乱なビジネスに振り回されたくはありません。宗教になにかの押し付けがあってはならないし(このマークがあればハラールだという押し付け。あるいは無言の購買圧力)、認証マークごときでハラール云々というのは、私にとっては余計なお世話です。ただ、あると便利なのは間違いないし、痛し痒しというところですね。
ハラールマークがついているから全面的に信頼するというのは間違い。偽造も承認取り消し騒動もある、だって認証マークがついてたら売り上げがあがるかもしれないと思えば、ビジネスだからお金で承認マークとかなんとかしようという発想に行きやすい。全体的にいい加減なところが通用するマレーシアで、ハラール認証だけが正確なんてありえないでしょ。
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