
我が町クアンタンのヨガ教室の近くに半年ほど前にできた、寿司メンタイ、、チェーン店です。いつも行ってるわけではありません、、そもそも私はそんなに日本食にこだわりがないし。
今日は、、体の辛いブルーマンデー。月曜日は日曜日の疲れと重なって、へたばり具合も大きく、ヨガの後つい寿司メンタイに入ってしまった、、、は!あの日本語大好き少女軍団がレジにいる(この店にくる日本人は私ぐらいだと思う)、、私が入ってきたのを目をキラキラさせて見てる。そして、食事も終わり、、レジに行くと、女の子達が、構えている。いきなり、、
女の子「マレーシアはキレイですか?」
マレーシアがキレイかどうか?難易度の高い質問。一般的に日本は清潔で綺麗なところという認識がマレーシア一般にあって、はて、何と答えよう。マレーシアの自然はキレイだけど、町の中はけっこう汚れたりする、、、、
私「うーん、いきなりキレイかどうかというのも難しいねえ」
瞬間で女の子たちが「日本語検討委員会」を結成。私の漏らした言葉の意味を、ああではない、こうではない、、と、検討してる。ふと漏らした言葉だから会話帳には容赦なく載ってないレベルだよ。あー、どうでもいいけどレジは?お会計しにきたんだけど。
女の子「マレーシアはキレイですか?」
委員会では、回答の解釈に「ものいい」が付き、取り直しに決まった模様です。もういちど、聞いてきました。ああ、もう、なんでもいいや、、、
私「はい、キレイです」
これなら、間違う可能性はないはず。これほど明確な回答はない。会話帳どおり。
だが、愕然とした表情、、、え?何か間違ってた?
女の子「キライですか?」
え?キライ、、嫌いって?キレイかどうか聞いてきたんじゃないの?どうも、私は「マレーシアが嫌い」と回答したと思われたよう?衝撃なのはこちらのほう、、、
私「キレイだよ、キレイ?違う?、、、、、イイヨだよ!」(まさかの狼狽)
再度、委員会モードに入って検討してたけど、どうやら私はマレーシアに好意があると判断されたようです。良かった、、いきなり、マレーシアは嫌いです、、だと、可哀相だし。どうやら、最初の質問は、、
「マレーシアは嫌いですか?」
だったらしい。だったら、普通に「マレーシアは好きですか?」と訊いて欲しい、どんだけ難易度の高い会話帳なんだ、、、と、思ったけど、その後の会話を聞く限り、、どうやらゲームで覚えた日本語のよう。そっか、ゲームの会話に、、
「ねえ、私は嫌いですか?」
が、あるらしい。で、単語の「私」を「マレーシア」に入れ替えて質問。ふーーー、やるなあ、いきなり上級者向けの難易度の高い会話がでてくるとは思わなかった。しかし、どんなゲームなんだ。
で、肝心のお会計は、少女たちじゃなくて代わりに男の人がやってくれた。少女たちは、またもや委員会モードに入って反省会を開いているもよう。
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