セランゴール州から、わがパハン州に入ってすぐは行政区分的にはBentong郡で、そのうちのBukit Tinggi村です。カジノで有名なゲンティンもブキテインギ村の一部になるそうです。
ともあれ、このブキティンギは都会志向のセランゴール人が、田舎をもとめてやって来る一番近いパハンの土地。名物料理も多いですが、ブキティンギといえば、生姜。しょうが。ジンジャーです。
数ある農作物でも、、、生姜というのは地味な部類です。まず、色も形も地味。なんか、常に地味なイメージがつきまとい、高級食材というイメージもない(ブキティンギの生姜は他の生姜より高価なんだけど)。あるいみ、キングオブ地味野菜といってもいいかもしれない。
しかし、栄養価とか薬効とかはある意味他を凌駕するほどあるので、こっちでもキングオブ薬効野菜といえる。だから、私は生姜好きです。ブキティンギのレストランは、あれこれ生姜料理のレパートリーがすごい、美味しいのは生姜のから揚げです。みためは変なポテトチップスみたいだけど。
このあいだ入手したのは、生姜の砂糖漬け。砂糖の甘さのなかに、ジューシー生姜の強烈な味があって、おやつにいけます。でも、食べたあとは水がほしい。
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