The Redang Telegraph

2017年12月04日

MRT Singapore 電車の発車時間の正確?コンピュータ運行ならどこでも正確

Using MRT Singapore

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ここ数年、何回かシンガポールに行ったけど、いずれもオートバイで国境の水路を越えて行っているので飛行機でシンガポールに行くのは本当に久しぶり。よって、地下鉄に乗るのも久しぶり。あれ、去年乗ったっけ?

、、で、今回、ダウンタウン線に乗ったけど、このMRTは無人走行だった。。。というか、最初から運転席はない。すごい、驚いた。シンガポール、、やるなあ(マレーシアにもあるらしいけど)。

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日本にも無人走行機搭載の地下鉄は珍しくないのに、必ず運転席はあるし、運転手も乗っているケースが普通です。ほんのわずかな路線だけ、無人運用している。そもそも無人走行、、というのがドイツとかにもあるし、世界的にも珍しくないのに、いまだに「日本の電車の発着は正確で世界中が驚嘆している」という無意味な自画自賛をしている人がいるのが、強烈な昭和臭が漂ってものすごく残念。当然無人はコンピューターで走ってるので、ものすごく正確。もうすぐ平成も終わろうとしているのに、人手に頼っているのがそんなにすごいのか?バカにされるぞ?

世界中で電車の発着に驚嘆?うーん、でもね、、

1)サーカスで危ない綱渡りしていると驚嘆するけど、じゃあお前やるかと言われると「なんで私が?」というレベル。驚くのと、必要性は一致しない。驚くけど、どうでもいいと思っている。
2)そもそも、あれはお世辞。凄いでしょ?って言って欲しいのがわかるから、「すごいですね」と返答するのが世界中の大人の態度。本当はどうでもいいのだけど、大人な返答を真に受ける人がいる。
3)福知山線事故でわかったように、ちょっと遅れたことで懲罰するような人間性軽視の積み重ねがダイヤの正確性。結局、名人芸と言われるまでは日勤教育からは逃れられない。

そんな長い時間をかけた名人芸も、シンガポールのMRTのように(まあ、日本でも珍しくない)コンピューター制御になれば、瞬間で無意味になる、、、が、「正確性」についてコンピューター制御より、名人芸のほうが偉いという宗教が日本にあるのが意味不明。

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こんなことは、平成になって誰もが知っているのに、昭和から脱却できてない反知性的な人によって「日本のダイヤは正確で、、うんぬん」という話が延々と繰り返されるはもううんざり。もう、どうでもいいだろう?

それと、優先席。すべての扉の両側の最初のイスは優先席です。日本みたいにどっかに固まってあるという優先席に座りたい人にとって、いちいち優先席の停車位置を探さないといけないことはない。扉が開いたら、一番最初の席ってわかってたら、それだけで十分でしょ?しかも、マレーシアもシンガポールも、みんなさっさと席を譲るし、、

日本はお年寄りを大切にする?えーっとそれはシルバーシートの前に立つと、みんながどんだけ、どんなことをしているのか良く分かる。つまり、日本のは掛け声倒れがおおすぎるし、どうでもいいことを凄いと感じたりする人も少なからずいる。もっと実際的になろうよ。

ちなみに、私が乗ったダウンタウン線には運転手がいないけれど、セキュリティ要員が乗っていて電車の保安活動は行ってます。運転手がいないけれど、全く誰もいないというわけではないということ。

Show you Care.であって、Show your Care.じゃないところが、この席のセンスのいいところ。目線がそうなんだよ。

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