
水遊びの遊園地、、というか、正確に表現すると、「巨大障害物競走(水遊び編)」というものが我が町にやってきました。情報源は、町の一番大きな電光掲示板の広告。私のこういったイベントの情報源はだいたい「看板」か「ラジオの宣伝」です。かなり長期にわたって宣伝してたので効果抜群だったと思う。それに、3日間だけだけど、祭日と土日でいい感じ。
友達と誘い合って参加。やっぱり、これはひとり参加はさびしそうだし、、

主催者は普通の町の薬局です。なんで薬局がこんなイベントを?という気がするけど、参加者からお金をとって、知名度も抜群になって、お店のものが大いに売れて、、

ちゃんと収支があっていると思う。下手な宣伝するより、よほど効果がある。レースキットの受け取り場所は薬局内だったので、参加者はみんなお店に来てもらえたわけだし、ちょっとしたものを買う人も多かったはず(私も買った)。
ともかく、友達とそろって出発点に立って。いざ出発!いえーい!とアクティブカムを自撮り棒につけて走り出すと、ワラワラっと係りの人がきて、カメラ禁止、腕時計禁止、などいろいろ言われてしまった。

ああ、すみません。こんな空気で膨らませている遊具に金属で穴でも開けたらえらいことになりますよね。たしかに、、そのとおり。

とってもポップな色使いだし、お遊びだよね楽勝とか思ったら大違い。なんと、かなり大変だった。見た目は「水遊び」、実際は「試練」。最初の坂をよじ登って、上まで着いたらなんと手がすべって上がる姿勢のまま、頭を下にして滑り落ちてしまった、、、、まあ、こういう膨らんだものだから怪我はない。
が、ショックにかかった。ほぼ10年ぶり、、
ショックというと循環性ショック。過呼吸になり、心臓はいつもの何倍ものスピード。顔面蒼白(自分の顔は見えないけど)、普通に立ってられない。猛烈な吐き気、ちなみにショックで死ぬこともあります。なんで、こんなときに?頭から落ちたのが原因だけど、この日はもともと体調もよくなかったし、よくわからん。ともかく、安静第一。友達には先に行ってもらって、休む。
こんなつくりなので、途中でコースアウトできない。水が漏れないように両側がかなり高いし、立ってられないぐらい辛いので、この側面を乗り越えることができない。しかも、つるつる滑るし。雨も降りだしたし

結局10分ぐらい、じーっとしてたら落ち着いてきたので再開。もはや、早くゴールしたい。あ、でも楽しみたい。こうして、そうとうな時間がかかったけど、ゴール。最後に大きなスライドが2つあって、もはやこれまで!いうぐらい怖かった。横から見ると大したことないのに、上から見下ろすとほぼ垂直に見える。まあ目を閉じて滑り落ちるしかないです。体が重いから勢いついてかなり遠くまで滑走します。途中でひっかかるとえらいことになるのは目に見えてるのでひっかかりませんように。

ふー、、よかった。無事でよかった。こんなところで「日本人のおじさんが子供の遊ぶ水の滑り台でショック死」とか新聞に載ったら、恥ずかしくて死んでられない。体調が悪いときは、心臓に悪いことはやめようということか?
もちろん、こんな目にあうのは私ぐらいなもの。みんなものすごく楽しんでる。体調万全だったらもっと楽しめたのに、悔しいなあ。

友達とわかれて、模擬店をあるくと、、、

おいしそうな、、たこ焼きが、、
さっき、めまいで倒れそうだったのに、一気に元気がでる。食欲がないときは、たこ焼きに限る。そうじゃなかったっけ?
、、ということで、たこ焼きに助けられて身も心もリフレッシュ。うーん、この水遊び、もう一度体調を整えて、もう一回やりたい!けれど、わが町では3日間だけだしね、、、次はいつ来るんだろう。
ぜーーったい、また、やるぞ!
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