The Redang Telegraph

2017年12月19日

Expo Negaraku 2017 (3) コマ。凧とくれば次はコマじゃないか、世界中(きっと)。

Spin a top @ Expo Negaraku 2017

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凧揚げとくれば、次に来るのはコマ回しでしょ、これが世界中の常識です(嘘)。
でも、なぜ凧と独楽は相性がいいのだろう。東南アジアと東アジアはみんなこんなもん?よくわかりません。お正月でもないのに、凧と独楽です。

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これは男の子向けの遊びで、今でも盛ん?これもよくわかりませんが、男の子というよりオジサンが目の色を変えて遊んでいるのが目を引きます。なかには、その場をしきる「コマ回し番長」までいます。まあ、マレーシアには賭け独楽もあるみたいだし、、、

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子供たちの多くは、はっきりいってゲーム機で育ってますので、こういうコマ回しは新しい発見というべきもので、けっして子供たちの間でコマ回しがポピュラーということはありません。男の子の室内遊びといえば、ゲーム機。こういう土俵みたいな格闘場で盛り上がるのはオジサン。その構図はものすごく鮮明です。まあ、世界中の傾向でしょう。

日本みたいに児童館で伝統的な遊びをやらせてくれるところとかないし、マレーシアはこういう伝統的な遊びの保存継承には無頓着だし、寂れるのも時間の問題かもしれない。

ちなみにマレーシアの独楽、Gasingの遊び方はこちら。
http://traditionalgamescct.blogspot.my/2013/03/gasing.html

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とはいえ、オジサンだって遊びたい。子供たちだって遊びたい、、なぜだか、このエキスポはマレー系中心のお祭りの場になっていて、華人系とかインド系とかをほとんど見かけません。ここらへんが、マレーシアの辛い現実で、エキスポは今の政府の肝いりでやっているので、今の政府に何かと批判的なひとは「けっ、政府のやつらの自慢展示会だよ、自己満足じゃないか」みたいな感じ。だから、どうしてもマレー系が多くなる。

遊びもマレー系の遊びであって、華人系の遊びの出る幕はここにはないです(もしかしたら日を変えてやってるのかもしれないけど)。なんだかなあ、もっと、ほら、ここはいろんな文化に配慮して、遊びはいろんなものを取り入れるべきでしょ。独楽回しだって、中国のものだってあるのだし、中国独楽だって一緒にやればいいのに。

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