陸路で赤道を越えるというのは、ロマンの魂を揺さぶる(笑)何かがあります。
ここは、インドネシアのスマトラ島。西スマトラ州のボンジョル村。昔すごく流行った歌手の名前でも、フランス語のおはようでもありません。ボンジョルです。
赤道ってどこにあるの?と訊く人には正確に伝えたい。赤道はバイクで2日かかる、標高2000m級の空気が刺すような冷たい山奥のそのまた山奥の地震の断層を通って、ずーっと10時間も時速は25km/hぐらいの超低速で四駆の車ですらタイヤが空回りする道なき道を越え、、頭がクラクラさせた先
、、モンスーンの雨に降られながらデコボコでシートから跳ね上げられ股が腫れ上がり(ニーグリップしてるのに)、たどり着いた先、、
、、疲労困憊で、目を皿にして、もうそろそろ赤道が見えてくるころだ、、と妄想が頭の中でグリングリンしながら、それでも何時間たっても見えてこないし、道を間違えたんじゃないかと千回ぐらい思った先。
ずぶ濡れの中、たどり着いた喜びにセルフィーに浸ってる。雨の中、赤道直下で子供たちが遊んでた。ここは、標高が1000m超の山脈から降りてきたところで、まだまだ涼しい上に濡れて寒くて震えてしまう。赤道直下なのに、、

赤道は赤い、、やっぱり。そんな気がしてたんだ。片道が二日がかりだもん、北半球からきて、
南半球に抜けていく、、、
ここで、正式な赤道越えの証書をもらいました。5千人を超える人達がここで証書をもらいましたが、、私はこのボンジョル赤道越えの
はじめての日本人ライダー
、、ということで、こちら。名前は「漢字で書いて欲しい」と頼まれて何故か漢字。彼らにとっても、この漢字入りの証書は「日本人初」の記念になるらしくみんな写真をとりまくり。
、、ということで、強烈に大変だった北西スマトラ騎行。カテゴリー「インドネシアツアー」に関連も含めてすべての行程をいれています。
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