The Redang Telegraph

2018年01月09日

赤道越え Crossing Equator @ Sumatra 10 残りは1つだけ、、と最後まで言われた各地のホテル

I didn't book a hotel room in advance because I didn't know how many km I can ride.

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バイクにのる利点のひとつは、視野が広くていろんなものが見えること。例えば、お米を乾かしているおばさんの頭のかぶりものはバタック女性の、しかも、クリスチャンの巻き方といったことがわかる、、みたいなこと。特徴的な被り物で、シャワーを浴びた後、髪を乾かすのにバスタオルで髪を巻くような、、かぶり方。しかも、両端がとがっていてちょっと見はオランダの伝統的なかぶりもののようにも見えます。

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巨大な破風の建物はだいたい宗教関係、、

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特に先祖の廟なんて、とっても細工が細かいです。

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バタックには先祖崇拝の風習も見られるということですが、本当に土地の偉人の像は多すぎ。象の像もある。あんまり立派なので最初はいちいち写真を撮ってましたが、そのうち、「えーー、またか、、ご先祖様」とか思ってスルー。

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村の教会も、最初は片っ端から写真に撮ってたけど、あまりに数が多すぎて、やっぱりこれも途中からスルー。

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夕方になると雨がひどくなり、体力も限界。最初の目的地はタルトゥンですが、、、もう、真っ暗闇だしこれ以上走ると絶対に事故を起こすぞ、、安全第一!絶対安全第一!もう、あきらめてここで野宿か?と思った次の瞬間、目の前にホテルが!ありえん、このタイミングでホテルが目の前にあるなんて三流ドラマの御都合主義だって気がひけるありえなさ。世の中、こういうこともあるんですね。

しかも、部屋があるか聞いたところ、、「最後の1つだけ部屋が残ってる」。うーん、これは営業トークだよね、、、と思ってたら、本当に最後の一部屋だったことが後でわかり、これもご都合主義のドラマ以上にびっくりな展開でした。神様ありがとう。

ここは、シポホルンという町だった。チェックインするまで名前もわからなかったけれど、とりあえずの目的だったタルトゥンまであと1時間という手前にあり、、有名なのは温泉らしい。しかも、泊まったホテルは温泉ホテルで、温水プールがある、、、ものの、体が疲れ切ってもう、温泉の余裕なし。もったいないけど、温泉はパス。やっぱり、時間にゆとりをもって旅行しないと残念なことも多いです。

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今回のバイク旅はホテルを一切予約しませんでした。初めてのインドネシアだし、天候や体力や道路のコンディションがわからないから、「もう、ここで今日の旅は終わり!!」と宣言してホテルに泊まりたい、、という方法。あらかじめホテル予約すると「無理かもしれないけど、あそこまでたどり着かないといけない」みたいな義務感が生じるし、それってあぶないよ。

、、ということで、一切の予約無しは良し悪し。この時期、ホテルはどこもほぼ満室だったのだ、、(と後で気がついた)。「あんたが休暇のときは、ほかの人も休暇」ということですね、、、

この後、ずーっと泊まるホテルは「最後のひとへや」が付いて回りました。ともかく毎日部屋はみつかったし、ありがたいことです。毎日雨に降られたから、乾いた部屋で、びっしょりな服を脱いで、シャワーを浴びて、乾いた服を着たい。ごはんはどうでもいいから、乾いた服!

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