
赤道直下で雨宿りしながら、赤道公園をみると人がいる。時間が遅かったし周りも暗いのでもう公園は閉まっているのかと思ったけどちらっと人影がみえたので、バイクで入口まで戻りました。入口は北半球にあるので、ぐるっともどって公園の中にまでバイクを乗り付けました。もちろん、入り口から見えた赤道、、赤い線があるところまで
この後については、このシリーズの冒頭に書いたので、割愛。この公園はTaman Equator Bon Jolといいます。ボンジョル赤道公園です。大きな看板があったので、近くまで行こうと思ったけど、、Equotarの"E"の文字が落ちてた、、、QUATORじゃあ、なんだかわからん!これじゃあ、記念にならんだろう、、まあ、いいや、いかにもインドネシアだし、いかにも合成写真ではない存在感があります。
そして、距離は5mほどの赤道を一杯写真にとって、ちゃんと赤道に立った証明写真。

こちらは、赤道から横断陸橋のほうを向いたところ。人数の多いセルフィーの場合、この陸橋の階段がひな壇になるらしい、、考えたなあ、
ボンジョルとはこの村の名前ですが、同時にインドネシアの英雄イマーム・ボンジョルの生まれ育ったところ。土地のイスラーム指導者ボンジョル師はここで村人を率いて、重装備のオランダ征服軍と互角の戦いをおこない、なんどかオランダ軍を蹴散らしたという記念碑的闘いを行いました。それで、いまではお札になってます。お札になるような人の故郷だもん(しかも名前は村の名だし)、地元の人は晴れがましいよね。ちっちゃな村なのに、お札と赤道。なんか、すごい。

ですから、この公園は赤道公園という側面とイマームボンジョル博物館という2つの要素があって、頂いた「赤道越え証明」にも、白馬にのったボンジョル師のデザインがついています。証明書の透かしの建物はイマームボンジョル博物館の建物です。
この公園、雨降りだから数が少なかったけど、ライダーや観光客がいっぱい訪れる場所のようです。しかし、豪雨の夕方、、あたりは暗くなるころ、、もう、超寂しい場所で、想像していたような、「赤道まんじゅう」や「赤道せんべい」なんか全然なかったし、お土産屋さんも、キーホルダーも、お人形も、全くなかった。ジュースすら売ってなかった。こんなところに2日間、命を懸けてきたのか?
赤道についたら、赤道にまつわる都市伝説のいくつかを試してみたかったけど、もう、寒くて、びしょ濡れで、寂しくて、もう、写真も撮ったしすぐ帰ろうと、、したら、赤道越え証明書っていわれた?何?もらえるの?どうやって?

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