この間、我が町クアンタンのいわゆる蘭州ラーメンのブログを書いた後、、あれ、本当にお店の名前は長安拉麺で良かったっけ?と気になり、、
そのまま、、また、食べてしまった、、、ダイエット中なのに、、、我が町に拉麺屋さんはまだ少ないです。で、ほとんどが中華そば屋さんです。え?どう違うの?
ラーメンの「拉」は引くという意味。よく扉に「推(押す)」か「拉(引く)」かと書いてあるけれど、あの引くという意味。どういうことかと言うと、、麺生地を手に持って引いて、引いて、伸ばして、伸ばして、あやとりみたいに手を入れ替えては伸ばす、、手延べ麺だからです。日本でよくあるのは「そうめん」ですよね。あれです。あの伸ばすのが見どころだから、ラーメン屋さんのパフォーマンスでお客さんに見せるように店外に囲いがあるのが普通。
こちらは、マラッカの拉麺屋さんで撮った写真。
ラーメンのことを「支那そば」とか「中華そば」という人がいるし、新横浜ラーメン博物館のウエブサイトでも、「ラーメンと支那そばや中華そばは同一のもの」と書いているけど違うよ?少なくとも、「拉麺」と日本の「ラーメン」は全くの別物。だって、日本のラーメンは手延べじゃなくて、圧力をかけて「切って」る切り麺だから。日本のラーメンは、そうめんのように手延べでは作りません。
引っ張って作るのだけが拉麺で、普通に切る麺はただの「麺」です。中国の主流は拉麺ではなく、こっちの麺のほう。だから日本の場合は「ラーメン」ではなくて「中華そば」のほうが正解っぽい。情報時代のいまどきのことだから、日本のラーメンのことは、中華そば、、のほうがいいかもよ。
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