海外で長く暮らしたい!という人は多いと思います。それでもって、何を用意すべきかは人それぞれ。でも、私は一つだけ言いたい!
複式帳簿の基礎を知っておくこと
もちろん、そんなもの知らなくたって生きて行けます。日本で暮らしている普通の人だって、そんなもの知らない人が圧倒的多数。もちろん海外で暮らす現地の人だってそんなもん知らないのが普通。海外に移住した人だって、もちろん、そんなもの知らない人がほとんど。。。じゃあ、いらないじゃん?
長く暮らすということは、もちろん金銭的な裏付けがないとどうしようもありません。うーん、無人島とかなら別かもしれないけど、それだって金銭に変わって物資が必要。食べないと生きて行けないからね(もっともエアリアンという食べないで生きている、空気だけの人もいるらしい)。よく考えると、貨幣経済が発達する前だって、クロマニョン人だって物資がないと生きて行けなかった。
で、お小遣い帳は、単式簿記。シンプルで家計簿だってこれでOK。海外で生活するなら、お小遣い帳はちゃんとつけましょう。なぜって、滞在ビザといった外国に住んでもいいよという許可とどうやって暮らしているかを入管当局に証明することは対になってることが多い。変な乞食外国人に居座られると困る、、という主旨。お金がないなら自国に帰ってください!と言われる。なにかで、入管で訊かれたとき、ちゃんとお小遣い帳で説明すると「なるほど、きちんと生活しているな」と思われて好印象。
さらに、複式簿記の基礎があると、相手の話していることがわかる。言葉が通じるよ、、じゃない、会計用語がわかっているよ!とか、その意味するところがわかるよ!というのは、海外生活に大きな幅を持たせます。もちろん、現地で自活している人なら税務申告が滞在許可と結びついていることが多いから、本当に知らないと損。でも、知らない人が多くてもったいない。海外生活とは資産管理!という標語を作りたいぐらい。お金を持ってないクロマニョン人だって、複式帳簿なら「ヤシの実3つ、サカナ4匹」とか書けるし。
ふつうに会社づとめしているひとだって、入金と売り上げの違いが分かってない場合も多い。だから、まず、複式帳簿のノートを買ってきて、ちょびっとづつ自己流でつけるとか(間違えてもいい)、支払いの時は伝票を作るとかはじめよう。音楽と同じ奏でたら空中に音が消えていきました、、じゃあ、出入国管理局は納得しないんだよ。世界中どこでも(日本は税務の長官が資料は空中に消えました、、というぐらいだから違うかもしれないけど)。
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