The Redang Telegraph

2018年02月15日

Madu Kelulut (1) ハリナシミツバチの養蜂家訪問、、丸胴式巣箱に見えるが違う、巣箱は蓋部分。

Visited Stingless Bee (Kelulut) farm @ Kuantan

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前にオランアスリ・カーニバルで買ってきたハリナシミツバチの蜂蜜が無くなったので、この辺で買えるかどうか?を、クアンタンのオランアスリ事務局で訊いてきました。

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こっちが、オランアスリカーニバルでの最初のハリナシミツバチ蜜との出会いの記事。
http://inlinedive.seesaa.net/article/455166610.html

オランアスリ事務所で説明をするんだけど、Stingless Beeという英語がわかってくれない、、、すかさず、携帯の翻訳で、Madu Kelulutと出すと、、一発で理解。ありがとう。でも、教えてくれた電話番号に連絡しても誰も出なかった。

それより、「なんであなたはこの事務所を知っているのですか?」と逆に質問されてしまった。うーん、私はオランアスリにはすごい関心があって、オランアスリ事務所の存在ぐらい楽勝で知ってたのだけど説明が難しいので、、なんとなく、、と答えてしまった。

ウエブで検索すると、オランアスリでない、普通のマレーシア人のハリナシミツバチ養蜂家がクアンタンにもいくつかあるのがわかって、一番近い所にGO.

ハリナシミツバチについては前も書きました。世界中にいろんな健康食品がひしめいているけど、ほとんど最強健康食品の一つ。健康食品というと効用もいい加減で怪しい宣伝のものも多いけれど、こちらは日本の農研(昔で言う農業試験場)、正式には国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構のホームぺージから「ミツバチ蜜とは異なるハリナシミツバチ蜜の持つ特異な抗菌性」という2006年の研究。

国のお墨付きで、「安心安全な健康食品として今後わが国においても利活用され得る。本研究成果は、ハリナシミツバチ蜜の健康食品としての利用性についての科学的な資料となり、その市場開発に資する。」つまり、今後はガンガン、ハリナシミツバチ蜜を生産してほしいし、売るときにはこの研究成果を宣伝に使っていいですよ!というもの。

http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nilgs/2006/nilgs06-16.html

もうひとつ、熱帯農業研究に掲載されたやっぱり農研の方の論文。「もうひとつの養蜂:熱帯・亜熱帯地域でのハリナシミツバチ養蜂の利活用」というもの。こっちは読みごたえがあります。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/nettai/1/2/1_78/_article/-char/ja/

そこまで国が力を入れている健康食品などほとんどないです。でも、知られてないのは何故だろう。お昼頃のテレビで宣伝しないからなのか?まあ、いいや。ともかく、ハリナシミツバチ。

以前、スランゴールでやっぱり養蜂家を見たことがあったけど、巣箱は丸胴式だった。サウジは横に寝かせてるけど、ここでは縦なの?あけてびっくり、全然ミツバチの巣と違ってた。そもそも、ミツバチじゃないし。マレーシアではKelulutはKelulutであって、ハチとは全然違う扱いです。日本語の名前にミツバチって入っているから、てっきり騙された。

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