The Redang Telegraph

2018年02月18日

Central Market @ KL (1) セントラルマーケットでは日本人用に「ナマコ石鹸」売ってます。ナマコの環境への役割と命を考えたら、面白半分とかネタでとかで買うものとは思わない。

Visited Central Market @ KL before.

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少し前にKLのセントラルマーケットに行ってきました。4年住んでいるけれど、行ったのは初めて。おそらく観光ガイドとかには載っているので、観光客のほうが良く知っていると思う(私はマレーシアの観光ガイド読んだことないから、、たぶん)。そんなものがあるなんて知らなかったけど、ムルディカ広場を散歩しているときに、たまたま見つけました。ほお、こんなところがあるんだ。

そして、見つけたのが「なまこ石鹸」。

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もちろん、日本語の説明文もある。

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これか!なまこ石鹸とは、これか!ちょっと感動。、、というのも、家族から「マレーシア土産といえば、なまこ石鹸だから買ってきて」と以前に言われたことがあるからです。もちろん、その時は、、、「あはは、なんじゃそれ?なまこ石鹸なんて聞いたこともない。きっと騙されたんだよ」とか答えてました。実際、そんなもの聞いたことないし、そんなものの存在を知っている人もいないし、いろんな人に訊いたけど、みんな一様に「なに?それ?気持ち悪い」という返事でした。

セントラルマーケットを歩いてるといきなり日本語で「なまこ石鹸あるよ」

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は!じゃあ、あれはデマではなかったんだ。そんな気持ち悪いものがちゃんとこの世にあったのか!という感動!それと家族に「そんな嘘っぱち信じちゃだめだよ」とか言った私の浅はかさが思い知られる。世の中は広い、、知らないことはいろいろとあるんですね。

しかし、商品になぜ「なまこ石鹸」て日本語の表示なの?お店の人に直撃質問。

「なんで日本語の表示なの」
「だって、こんな変なの日本人しか買わないもの。ああ、あと韓国人が少し買うかなあ」
「マレーシア人は使わないの?」
「さあ、マレーシア人が使うって聞いたことない」
「なんでそんなもの店頭に置いてるの?」
「不思議なことに日本人が一杯買っていくから。儲かれば売るもん」

、、ということでした。確かにマレーシア土産で「なまこ石鹸」があるというのを知っているのは日本人だけのようです。きっと誰か日本人がなまこ石鹸を作って、それを日本の雑誌とか観光会社とかに宣伝して、ほぼ日本人限定でよく売れるようになったのでしょう。おそるべし、和製マレーシア土産(たぶん)。

ちなみに、コラーゲンはふつうにたんぱく質の一種で、少なくとも経口した場合、コラーゲンだろうが、何だろうが、ふつうにただのたんぱく質として消化分解されて、コラーゲンとして再合成される割合もただのたんぱく質の割合です。経皮作用?うーん、経口と同じです。コラーゲンを塗ったところでコラーゲンとして定着することはありません。が、「保湿作用」はあるようです。それならナマコじゃなくても普通に売ってるじゃないか。ま、信じる者は救われる、、程度です、、じゃあ、まあ、面白いからネタとしていいかも?とんでもない

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ナマコは海の生物で石鹸にされるために生きているのではありません。もし、本当に原材料がナマコであれば、それはそれでナマコにとって大受難。エコ的にもナマコは海の生態系に欠かせない役割を担ってます。面白いから?ネタだよ?とかいうのであれば、命あるナマコのナマコ石鹸は肯定しづらいですね、、、面白いから命を奪ってもいいってこと?見た目がグロテスクで、たいした命じゃないということ?すべての生き物に敬意と畏敬を

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