久し振りに用事があってKLに行ったのでオーケストラを聴きに行きました。これが聴きたい!というより、日程的に夜が空いてたからスケジュールを入れた、、、程度だったのですが、行ってよかった。
マーラーの交響曲7番という、あんまり聞いたこともない(うそ、全然名前すら聞いたことがない)曲、、で、演奏に77分かかるという、トイレ我慢の限界に近い曲。ともかくコンサートホールは極寒で遭難しそうなほど寒いから、生理現象にそった演目にしてほしい。
それはともかく、この曲はものすごい大編成のオーケストラ。こんなに椅子がステージの上に並んでいるのを始めてみました。前回が室内楽的スカスカさ、、だったので驚き。
ハープが2台、どーんと右端のいつもはベースがあるところにあるので、ベースは左端に移動、、
しかも、ベースは8台!なんと!MPOのベース奏者総出演、、「ベースの巨人さん」「日本人さん」とかみんな居る、、、しかも、巨人さんはいつも一番奥の場所なのに、チェロの後ろ。でも、巨人さんがベース弾いててもチェロを弾いてるようにしかみえないのが見どころの一つ。
マーラーの7番。
よくわからないけど、やっぱり音はきれい。77分も座ってて感想はそれだけか?いや、感想は弦5部が60人編成なうえに、管が多くて、パーカッションも多くて、そのうえマンドリンとギターまでいて、ステージのうえはギュウギュウで大変そうだった。。。コンマスの2人も踊れてないし。
むしろ観客席の空席が目立ち、、ステージの上の過密さと好対照。そんなところばっかり見てどうする、、という気がするけど、、演奏は素敵だけど、マーラーの曲そのものがパッとしない、、というのは如何ともしがたい。マンドリンがレアだったというのが記憶に残るぐらい、、もちろん、私がクラッシック音楽がよくわからない、、どれを聞いても同じものに聞こえる、、というのが致命的なんだけど。
目も覚めるような「展覧会の絵」もう一度聴きたいなあ、、
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