The Redang Telegraph

2018年03月07日

Wild Boar @ Cherating 大きな雄イノシシが目の前を駆け抜けていった。写せたけれど生息地の開発が進んで、イノシシの身を隠すところが無かったというのは考えさせられるところ、、

Wild Boar @ Cherating, exposing its shape due to development of resort. Habitat became less and less.

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チェラティンの海岸通りを歩いていると朝早くか夕方か、かなりの確率でイノシシの家族を見ることができます。成雄からみると、だいたい同じ家族だと思う。イノシシの写真は撮りたいのでいつも、「いつイノシシがでてきてもいいようにカメラを構えておく」つもりですが、そういうときは出ず、気を抜いた時にでる。

ビーチクリーンアップからの帰り。時間はだいたい夕方7時前ぐらい、、で、ビーチバーから海岸通りに向かって歩いていると、、、とつぜん右の海岸通り沿いに黒い影、、、イノシシだ。しかも疾駆中。

ダイビングガイドでお客様にサカナを見せたりするのが仕事で鍛えられたもん、ちょっとした黒い影など、お手の物。これまでのイノシシとの遭遇事例からいくと、イノシシが止まったり、歩いたりしているときは「背中がコンモリ」と盛り上がりが見分けのポイント。ただし、バクとの違いは微妙だから気を付けないと、、

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でも、疾駆するときは、前足と後足の筋肉が盛り上がったり縮んだりするので、、だから背中のコンモリだけでは疾駆中では見分けられません、、、だから慣れだけど黒くて、牛でも水牛でも犬でもなければイノシシの可能性大。

ここで見つけられたのは先月、このあたりがリゾート開発で茂みが一掃され、土がむき出しになり、周囲をフェンスで囲んだから。急な環境の変化にイノシシがついていけず、いつもどおりの茂みに入ろうとしたら、茂みが全部なくなってた、、、きれいさっぱりのむき出しの土地。こんなはずではなかった!といって出ようとしたらフェンスで全部囲まれてた、、ので、パニックになったイノシシがフェンスに沿って全力疾走してたわけです。

いつも見たいと思ってたイノシシでも、こういうリゾート開発で住処を追われているところで見つけるのは心が痛い。

私が歩いていた道を反対側の海岸通りからみたところ、、イノシシは左手のフェンス内を疾駆しているので、私もカメラを取り出しながらマラソン走りです、、テケテケテケ、、、だいたいイノシシの進行方向でバッタリ出会うぐらいのところで待ちます、、、が、あんまり近いと襲われるかもしれない?

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そして、私が待ってるとすぐ近くからイノシシが飛び出す?あ、飛び出さない、、しまった、私がいるところもフェンスで囲われてた、、、。イノシシはそこで方向転換してフェンスの破れを探すため遠ざかってしまった、、

これが、目の前の状況、、右から疾駆してきたイノシシが一旦海岸通りぐらいまで大回りして、道路を横切り、、横切るところを写真に撮ったけど、、くらくて、シャッター押しても写るときは1秒後ぐらい、、

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写真を見たとき、「なんじゃこのブレブレの写真?」でも、よく見ると下の写真の中央の木の根元にイノシシ。反対側もフェンスがあって、その破れに頭を突っ込んでるけど、胴体の後ろ半分や尻はフェンスの外に突き出てる状態。道路にイノシシが出てきたときにシャッターを押しても、暗いと撮影できたのはこのへんか、、

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イノシシが見れたのは嬉しい、写真にとれたのも嬉しい、でもリゾート開発で茂みが無くなりパニックになったイノシシは可哀相。ゆったりの茂みが残って、イノシシがちゃんと生活できるようになればいいのだけど、、、みんなで生きて行こうよ。

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