The Redang Telegraph

2018年06月19日

Buaya - Crocodile (2) Nighttime 夜はライトを当てるとワニの目が光るから見つけるのが楽。といわれたけど、見つけたって暗くて写真が撮れないということ。痛し痒し。それでも、ちゃんとしたワニをはっきりみることができたのは嬉しい。

Searching crocodile in night @ Kuantan River

IMG_1068_1.JPG

マレーシアには2種類のワニがいて、イリエワニ C.Porosus/ Saltwater Crocodileと、マレーガビアル T. Schlegeli / False Gharialで、両方ともクロコダイル科に属します。ポピュラーなのは河口と海に住む大型のイリエワニのほうで、マレーガビアルはイリエワニに比べてやや上流側に住むみたい。いわゆる、うっそうとしたジャングルの川に住むワニ、、、というイメージはマレーガビアルのほうです。

もちろん、マレーシアとスマトラの固有種である、マレーガビアルのほうは一属一科で圧倒的に希少価値があるし、ここでしか見れないのだけど、我が町に住むのは基本的にイリエワニだけ。ミニ動物園ですらマレーガビアルはいない。もっと大きな動物園じゃないとマレーガビアルはいないです。ちなみに、日本で化石がみつかったマチカネワニはマレーガビアルの近縁らしいです。4年前にタイピン動物園でみたときの写真。

IMG_1703-thumbnail2.jpg

タイピン動物園に行ったときのブログ記事。看板じゃないマレーガビアルの写真もあります。
http://inlinedive.seesaa.net/article/391647096.html

、、まあ、いいでしょう。トカゲじゃなきゃ、なんでもいいです。

IMG_1049_1.JPG

暗くなって、水辺にライトを当てると、あちこちでキラキラ反射するワニの目。

IMG_1089_1.JPG

わあ、あちらにも、こちらにも、なんでこんなにいるんだ。そして、なんで昼間はわからないんだ!

IMG_1066_1.JPG

光る眼をめざして、そーっと近寄る。

IMG_1101_1.JPG

けれど、ワニも、そーっと潜る。

IMG_1106_1.JPG

そうしてボートがワニの居たところに付いた時は、も抜けの殻というか、夜の川に潜まれたらもうお先真っ暗。

IMG_1094_1.JPG

でもたった一度だけ、ちゃんとワニを見ることができました。
ワニが居たところに近づくと、ワニが川底に静かに沈んでました。ものすごく浅い川岸で深度が30センチくらい。だから、懐中電灯の明かりで川底まで照らすことができて、ちゃんと見れた!写真も撮れたけど、なにぶん、波があったので肉眼でははっきり見えたけど、写真では水面の波のせいで(それはボートが起こした波なんだけど)、全くなんだかわからん写真になって、すぐに削除してしまった。

ともあれ、ワニが見れて満足。

なぜワニにこだわるかというと、誰もが知っているとおりワニは他の恐竜と同じぐらい古くからいる生き物で、地上の生態系の頂点の一部として君臨してました。が、恐竜は絶滅してしまい、、見た目似たような(見たわけじゃないけど、たぶん)ワニは生き延びました。なぜ、恐竜は絶滅してしまい、ワニは生き残ったのかという説明は「謎である」です。なんだかわからないけど、いまどきの勝ち組、負け組という言い方ができるなら、ワニはおもいっきり「大勝利組」といえるんじゃないでしょうか。

それに、、マレーシア語のブアヤ(ワニ)にはプレーボーイ(、、、うーん、食べちゃうんだろう)という意味もあるらしいです。なんだかんだ、ワニってなかなかじゃない?

| クアラルンプール ☁ | Comment(0) | ECO and Life いのちとエコと新エネルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。