海老名モスクと横浜モスクはそんなに離れてない、、と聞いてたのだけど、こんなに近いとは思わなかった。これも交通の要所の強みですね、これなら同じ日に一緒に来ればよかったと思うぐらい。もちろん、私が海老名モスクと横浜モスクを訪れたのは別々の日です。
これまでいくつものモスクを回ってわかったのは、モスクには2種類あるということ。一つは「地域密着型」もう一つは「交通の要所型」。たとえば、一ノ割モスク、伊勢崎モスク、日向モスクとかは地域密着型。そして、小山モスク、海老名モスク、大塚モスクとかは交通の要所型。横浜モスクは第三京浜に面していてすごく交通の便がいい。
だから、あっさり行けます。わりと新し目のモスクでさっぱりした印象。建物の入り口は緑のドーム型パネルがあるのと反対側。
横浜モスクは海老名モスクの小型版。建物自体の大きさはそんなに変わらないと思うけど、なんか特徴がいまひとつ。入口のお洒落感はこれまで見てきたモスクの中でも屈指だと思う。レンガとか床の板石を張ってあるとかセンスがある。
この感想は、海老名モスクはセンターで、横浜モスクは分所的な位置づけにも由来するのかもしれない。とってつけたような緑のドーム型パネルはいらないんじゃない?先に海老名モスクを見た後に横浜モスクを見たからかもしれないけど、逆の順序だったらどう思ったのだろう?
ともあれ、大きな駐車場はないものの、金曜礼拝には200人を超える信者が集まるという話でした。
設備はしっかりしている。火災報知器のある礼拝所は初めてみました。お祈りの最中にボタンを押すとか??
たまたまですが、台湾からの訪問者がきてました。

でもって、中国語版の聖典注釈本を頂きました。なーるほど、はじめて見た気がする。こういうものなんですね。
他にはタブリーグの人達がいて、、あれ、千葉で会った人達?モスクを10ぐらい回ったころから、なんとなく重複して会う兄弟がでてきて、この横浜モスクに至ると、何人かの顔見知りがいるということ。ムスリム業界は狭い。ほんとうに狭い、、私のバイクを入口で見かけたよ!といって来る兄弟もいました。
もちろん、私個人はインパクトが激弱ですが、バイクはインパクトが強いので、バイクを見て私を認識できるというか、そういうもんでしょう。だって排気量1600tだもん大きいし、重いし、インパクトがある。特に倒した時のインパクトは計り知れないほど、、立て直すときは半泣きだけど。
これまでいろんなモスクを回って気がついたのは、日本人の多さ。へー?日本人もムスリムって多いの?そんなにモスクに来てるの?とか、思うかもしれません。が、確かに多い。出生地的には日本ではなかったりしますが、帰化して日本人になった人達です。なーんだ、元外人か?とか言わないでください。彼らも正真正銘の日本人ですから。日本に来て、日本人の家族をもったり、帰化して、日本に骨をうずめる覚悟の人達がいるからこそ、こういった立派なモスクが立つのです。
出稼ぎで数年したら母国に帰る、、とか思っている人達ばかりでは、モスクのような足場をつくるようなことはあまりないと思います。それに、日本に根付く自分たちの子供たち、孫たち、子孫のことを考えると、どうしても宗教の拠点はつくりたいところ。彼らの気持ちはよくわかります。
今の日本の社会は、こういった帰化日本人をどのように受け入れるのでしょうか?日本語が完全じゃなから?顔立ちが違っているから?こういう差別はもう正直うんざりです
さて、横浜モスクのお役立ち情報。うーむ、車で来るのが一番。交通の要所で、高速道路と大きな道路に挟まれた中州のようなところに立ってます。バスとかあるのかしらん?まあ、周囲に住宅もあるから車以外のアクセス方法もあると思うけれど、ちょっとわかりません。
それから、モスクの足洗い場は非常に充実して綺麗です。これまでのモスクの中では最も清潔で充実しているモスクだと思う。
足洗い場だけでいうと、その前に見た「パーフェクト海老名」モスクより上です。
多くのモスクが足洗い場は一段低くなった場所とか、じめじめした場所とか、トイレ共用(広尾モスクもトイレ共用)とかだったけど、ここはトイレと分離、足洗い場はあまり濡れないような構造になっています。洗濯機もあるし、、(それはあんまり関係ないか)。
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