The Redang Telegraph

2019年01月23日

Sagicho 左義長はいかにも中国風の画数の多い漢字なわりに、日本固有の風習。元宵節とも関係があるという説もあるけど、たしかに無関係とは思えないよ

Sagicho,, end of the new year period, 2 weeks after the new year's day

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ひがし茶屋街をとおると、空から灰が降ってくる。
おお?これはもしかしたら左義長の灰?ということで、神社を探すと、たしかに左義長の真っ盛り。

正月のお飾りや書初めを燃やすということで、みんな手に手にいろんなものを持ってくる、、しかし!時代は分別ごみの厳しい世の中なので、そのままでは燃やせない、、まずは、ごみ(かわいそうにこないだまで正月飾りだったのに、今はゴミかよ)をいくつもの段ボールに分別して、

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燃えるもののうち、簡単に燃えそうなものを火に投げ入れます。ここでは、地域の消防団が管理をやってて、団の消防車も出動。

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お盆の送り火と同じく、お正月に訪問中だった年の神を送る行事だそうです。天高く上る煙が歳徳神を見送ることにつながるのか、、ちなみに、お盆の送り火は死者の魂をあの世に送るものだけど、年の神ってふだん(つまり年末年始以外)はどこに住んでるんだろう?やっぱり、あの世?わからないです。

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左義長も歳徳神も画数の多い漢字だけど、中国の道教関係とは無縁らしいです。中国語版のWikiをみても「日本の風習」って書いてる。華人社会でも元宵節というのがあります。雰囲気的には左義長と似たようなものですが、、派手です。小正月って日本でもいうけど、華人の元宵節は小型のお正月。焚火をしたらおしまい的なところがなく、ちゃんとお祝いもします。まあ、華人社会はなんでもマメで律義にお祭りする(しかも年々派手になる傾向があるし)から、質素な左義長とはだんだん似ないものになっていくのでしょうね。

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