香林坊からてくてく歩けば、もうそこはお城が見えるところ。その手前にあるのが、旧石川県庁こと、しいのき迎賓館。石川県の伝統工芸品の展示販売もあるし、セミナールームもあるし、多目的に使われているところ。もちろん、入場無料で、兼六園やお城見物で疲れた人はここでゆっくりしながら、お城の石垣を眺めるのもいい。金沢の人って、ほんとーに恵まれていると思う。
この、しいのき迎賓館にあるのが、レストラン ポールボキューズ。上の階がジョルダン店で正統派重めな料理がでるところで、ライトは暗め、お値段も重め。地上階にあるのがカフェ店で、明るくて、華やかで、お値段もリーソナブル。もちろん、カフェ店をチョイス。

お昼メニューは、ランチAかランチBぐらいのチョイスしかない。。。が、両方ともポークだったので頼んでみるとビーフに変えてくれました。なんと親切な。このチョイスの無さから言って、無理なお願いだよね、、とか思ってたのに快くメインディッシュを変更してくれるとは。

パンにつけるようにオリーブオイルが出てきたけど、これが絶品のオイル。私は中東に長く住んでたので地中海岸のオリーブは結構知ってるけど、ここのこの味は絶品だよ。味もいいけど、香りがいい。口に含む前にオリーブの香りが良いなんてめったにあるものじゃないです。
メインデッシュのビーフステーキ、、おおお、おいしい。絶品じゃないぁ。あああ、すみません!このお値段で、この料理だと採算割れでしょう。こんなに良いものに代えてもらえるとは、言ってみるものですね。
そして、コーヒーもおいしかったし、このお値段で、この味は滅多に体験できないです。なるほど、、50年以上ミシェランの三ツ星というのも納得。

お店はとっても良かった。ただ、ほかのお客さんの中には注文してから届くまで時間がかかりすぎて不満な人もいたみたい。自分たちはメニューを変えてもらったからすぐに料理がでてきてよかったのだけど、周囲で自分たちより前に来てた人達が料理がでてこない、、のを横目でみながら食べるのはちょっと気まずい。
まあ、こういうこともあるのですね。メインディッシュを無理言って変えてみるというのも可能だということがわかってよかった。
しいのみ迎賓館を右に折れると、、きまちゃん、、あ、それは置いといて、
ずんずん進むと、、石川県立美術館。
わあ、、ここも人がいっぱい、、なにごとだろう。
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