The Redang Telegraph

2019年09月11日

来年の東京五輪の意味は、、ここらへん?強いてあげると、このへんかな?

昨日まで台風15号が日本に大きな被害をもたらしたそうですが、その中のニュース記事、、

訪日客「何が起きた?」 台風で交通乱れ 五輪へ周知課題
https://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201909/CK2019091002000294.html
こういうニュースはあっといる間に更新されるからリンクを貼ってもすぐ切れてしまうので、多少引用します。


(引用はじめ、前略)足止めされた多くの乗客でごった返した九日のJR東京駅。夫と二人で初めて日本を訪れたというニュージーランド人の女性(79)は「ストレスがたまる。訪日はこれで最後にしようと思ってしまうほどだ」とうんざりした表情を浮かべた。
英語で会話できる人を見つけられず「何が起こっているか全然分からない。ラグビーワールドカップや五輪で海外から多くの人が訪れるのだから、多くの人が英語をしゃべられるようになってほしい」と訴えた。
 昨年の訪日外国人旅行者は三千百十九万人に達した。政府が掲げる来年の目標は四千万人だ。一方、昨年は関西空港が冠水した台風21号被害や、国内初の全域停電(ブラックアウト)が起きた北海道地震などの災害が続き、訪日客が情報不足で不安を感じる問題も浮かび上がってきた。(後略、引用おわり)


これを読んだとき、、JR東京駅といえば日本最大の駅の一つで、英語ぐらい話す人はそこらへんじゅうにいるだろう、、、なんせ平日の東京駅とえいば、三菱村で有名ぐらい、財閥系とかその他超優良企業がひしめくところ。この記事が本当だとしたら?JR東京駅で英語が話せる人が見つけられないとは、もはや国際都市としては失格。日本の英語能力も論外、インドネシア人も英語がダメだけど、日本人よりははるかに話せる人は多いと思う。インドネシアの大学生なら、まず間違いなく(程度の差はあるが)英語ができる。で、もうひとつ考えたのは、英語ができない人じゃなくて、英語ができるのに対応しなかった人!おそらく、こっちのほうが英語ができないより可能性が高いです。

まず、こういう混乱したところでは、みんな精神許容量がアップアップして、誰か他人を助けるという余裕がある人がほとんどいなくなるのかもしれない。だれもが、「まず自分が助かりたい」ということで必死だから、言葉の有無を問わず、人助けは少ない、、というほうが、まだ英語が話せる人がいない、、よりかは説明つくと思う。ただでさえ、電車内での乗客同士の「思いやり」については、、残念に思うことも多い。健常者中心だから障害者への対応も、すごく少ない。混乱なんてなくても少ない。混乱するとゼロになってもおかしくない。

バカの一つ覚えみたいに「自己責任」とかいう風潮も後押ししていると思う。<自己責任?おまえこれまで一人で生きてきたと思うな!>

まあいいや、それに駅側の対応の悪さも助長している。
そういう顧客サービスというのは、採算や収益とは直接関係しない部門で、ここ10年ぐらい顧客対応の必要性が叫ばれているのに、昭和脳の偉い人にはきっと響いてないんだと思う。JR東京駅でこれなら、他は推して知るべし、、レベルなのかなあ。

この記事が「ワールドカップや五輪で」こういうことがあったら、ただじゃすまんだろう、、といっているのが目に引きます。

さいきん、この手の「このレベルだと世界から笑い者にされるから、五輪前にはなんとかしよう」系のニュースもちょいちょい目にするけど、なるほど、、、これが五輪効果ってことか。

いままで、東京五輪は無駄だと思ってたけど、やれ多言語表記、ハラール食、ベジタリアン食、WiFiの充実、ホテルの充実、その他、世界に遅れをとってたことが、「五輪で笑いものになるな」の合言葉でどんどん、改善されてきてる。なるほど、これが、、これなら五輪の意味はあるかも。でも、そのために巨額の税金が投入されることと引き換えなんだから、まあ、一つぐらいは良いこともあって然るべしですね。

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