スナン・ギリ、、グレシックにある彼の墓所はヒンドゥー文化が濃厚です。入り口のヒンドゥー式の門も、
とっても有名。この門だけで、スナンギリだってわかるぐらい。
その門のたもとの、ナーガ像も、、ほんとうにここはイスラームの聖者なの?って思えるぐらい。
スナンギリは、マラッカに住んでいたマウラナイシャクの息子で、このマウラナイシャクというのは、ワリソンゴチームの長老マウラナマリクイブラヒムの兄弟で、チーム主将のスナンアンペルとは従兄弟にあたります。かわいそうにお父さんのほうはチームに入っていません。お母さんは伝説だとヒンズー教徒のお姫様でマウラナイシャクと恋仲になり駆け落ちしたそうです。ふーむ、ロマンチック?で、生まれたのがこのスナンギリです。だから、ヒンズー色の強いお廟はお母さん系の伝説によるものなんでしょうね。
スナンギリという名はギリというのが丘という意味らしいです。たしかに、、丘だ、、「丘の聖者」ということか。
そして、妙にお金がかかっている建造物、、どれも趣味は良いです(ヒンズー様式で)。私はチーム最高のお金持ちと認定しました。
ちなみに、スナンギリはここグレシックで宗教学校を開き、その学派は、その後のオランダ占領にも頑強に抵抗した僧兵軍として知られているようです(Giri Kedaton School)。
墓所はこちら、、
ネコもくつろぐ気安さ、、私も9人のチームメンバー中、いちばん落ち着くところでした。
お約束の、顔出しTシャツ。おお、なんと何種類もの顔がある。ふつう、「ワリソンゴ標準顔」というのがあって、その顔でなければ誰も区別がつかないというものなんですが、、、
門前のお土産屋さん街は小さめ。売ってるものもそんなに多くはなかったです。ただ、妙な人気はあるみたい。なんでだろう、、わからん。
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