インドネシアには国立公園が54ヶ所あって、
そのうちジャワ島には12ヶ所。さらに、そのうち4ヶ所がこの地域に集中しています。全体の国土からみると、この集中度はめずらしいです。4ヶ所のうち、きちんと入場したのが2ヶ所。側を通っただけなのが1ヶ所。全然立ち寄らなかったのが1ヶ所です。
朝早くに出発して、バナナの市場に出会って、、こんなにバナナが集中しているのを見るのは初めて。
なぜか線路の側に通行止めがある踏切。これはびっくり。踏切前で汽車がとまるの?
そして、かすめただけのスメル国立公園 Bromo Tengger Semeru National Park。ここのスメル山は標高3676m。名前は世界の中心 サンスクリット語の須弥山(スメール山)に由来しています。ジャワ島の最高峰。ここは、、ちょっと大きすぎ。今の私には手に負えないです。
そして、パンダルンガンをゆっくり南下していくと、次に出会う国立公園は、ムルブトリ国立公園 Meru Betiri National Park。ここは海岸が有名なところだけど、行く予定の国立公園にも海岸はあるからスキップ、、、
そして、最初の目的地、、アラスプルウォ国立公園 Alas Purwo National Park。
ここは、サバナと呼ばれる草原で見れる、バンテンという野牛が有名。私がいった時間でも見れた。
野生の生き物だから、見れない時間に行くと、、、本当になんにもいない。それは、ダイビングでも一緒だけど。
さて、ここ、この草原はサバナと呼ばれています。
日本風に言えば「サバンナ」です。昔は英語もサバンナという言い方もあったけど、いまでは世界的にサバナで統一。このジャワ島中部から頭部にかけての低地部はサバナ気候つまり、はっきりした雨期と乾期があるところ。よく知られているアフリカのケニヤやタンザニアのサバナと一緒。でも、ジャワ島と聞くと、草原というイメージじゃないですよね。そのとおり、いまは灌漑農業が盛んで一面の農地だし、農地じゃないところは高山になってる。高山はサバナ気候じゃないからジャングルも多し。
でも、ここ見て、、、
手つかずの自然だと、サバナ気候のところは、アフリカのサバナで見られるような草原と疎林なんだよ(たぶん)。そりゃそうだ、6ヶ月もの乾期で雨が降らなかったら木々は枯れ、ジャングルなど維持できません。こういう草原と疎林になるしかない。だから、中部東部ジャワ低地のデフォルトは、もともとこういう草原と疎林だったはず。いまでは農地で埋め尽くされているから想像もできないけど、、、
ともあれ、サバナで一休み。国立公園というのは、すんごく広くて、いろんなゾーンがある。
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